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【予想】天皇賞・秋(GⅠ)

 とうとうやってまいりました。アーモンドアイとサートゥルナーリア、今の日本競馬界の頂上決戦とも言える一戦です。どちらが勝つのか、それともその他の豪華メンバーが一矢報いるのか。予想です。

 本命◎サートゥルナーリア。何度も何度も書いていますが、この馬は強いです。萩ステークスのパドックを見たときの衝撃は忘れられません。負けないで欲しい!

 対抗〇アーモンドアイ。こちらも負けず劣らず強い馬です。去年のジャパンカップでは自信の◎でした。とはいえ今年はここまで2戦のみで、ドバイターフ1着、安田記念3着。正直ドバイターフは圧倒的とは言えない勝ち方でしたし、安田記念は厳しい競馬になったものの3着。古馬になってからのパフォーマンスは多少物足りません。今回は安田記念以来の競馬であり、近年の外厩制度の発達により直行でもいい成績を残せることが多くなったものの、順調に来ているサートゥルナーリアと比較すると疑問符が付きます。さらに斤量56kgはサートゥルナーリアと同斤量。意外と斤量が堪える馬なのかもしれないし、同斤量であればサートゥルナーリアに分がありそう。

 単穴▲ユーキャンスマイル。長距離で良い成績を残してきましたが、父と母を見ても2000m~2200mくらいがベストな印象もあります。前走距離を一気に2000mへと短縮して、後方からの追い込みを決めました。今回はペースについていけるのかどうかという懸念はあるものの、それなりについていけるのであれば長距離もこなせるスタミナは武器になるはず。鞍上の岩田騎手の手腕にも期待したいところ。

 △は、
 カデナ。調教が抜群。力が足りるのであれば来ても驚きはない。
 スワーヴリチャード。近走は善戦マンのイメージですが東京2000mはベストの舞台。鞍上は嫌いですが少し怖い存在。
 アエロリット。当初は距離延長をマイナス要素と捉えていたが、この馬としての楽逃げが容易にできるとすればプラス要素なのかもしれません。前走インディチャンプを差し返していたのも印象的。
 とここまでに絞ろうかなと思います。

 買い方は◎→〇→▲△の3連単、4点。
 それに◎の単と、余裕があれば◎-〇の馬連まで抑えておこうかなと思っています。
 ここは上位2頭が強いという予想にしてみました。皆さんはどのような馬券を買いますでしょうか。
  

【予想】菊花賞(GⅠ)

 とうとう5大クラシックレースの最終戦である菊花賞がおこなわれます。今年は神戸新聞杯、セントライト記念それぞれの勝ち馬が不在、ダービー馬も不在、重賞勝ち馬も3頭という非常に混戦ムードが漂っています。その分、当たった時のリターンも大きくなるということで、面白いレースになりそうです。それでは予想です。

 本命◎ヴェロックス。前走の神戸新聞杯ではサートゥルナーリアに負けましたがあれは別格なので仕方がありません。サートゥルナーリアを除けばパドックの雰囲気でもその他の馬たちを圧倒していましたし、今週の最終追い切りも非常に良く見えました。低調と言えるこのメンバーではさすがに力が1枚も2枚も抜けていると思います。3000mという距離は未知なのですが、ダービーの走りを見る限りスタミナもそれなりにあり、ハーツクライ系にモンズンという文字を見れば同世代の京都3000mなら十分です。馬場が荒れてもパワー兼備タイプに見えるので極端なものにならなければ大丈夫。川田騎手もここは落とせないと思っていることでしょう。

 対抗〇シフルマン。かなり人気がないですが、血統を見ても調教を見てもこれまでのレースを見ても3000mという距離がプラスに働きそうな感じ。前走はあまりにスローペースに落としたがゆえのキレ負けであり度外視することができそう。逃げ馬不在の今回、前走唯一逃げているこの馬がミドルペースで逃げて波乱を演出するという算段です。松山騎手に期待。

 単穴▲ワールドプレミア。ちょっと気難しい感じもあり未知数ですが潜在能力は高いと思います。その気難しさが良い方に出れば長距離にプラスに出ますし、悪い方に出れば嫌気を差してしまう懸念も。武騎手がどれだけ上手く乗れるか。

△ディバインフォース、メロディーレーンを除いた残りの13頭。全く絞れません笑。

相手を絞れなかった分、買い方を考えて、
3連単◎→〇→▲△、◎→▲△→〇で28点(計算ミスがなければ)。
シフルマン頭で来たら泣いてしまうので〇の単勝を少々。
こんな感じでいってみます。当たればかなり良い配当になりますねー。

【追記】シフルマン複勝でも結構つくのでこれも追加で

【予想】秋華賞(GⅠ)

 東日本を中心に台風が来ておりますが、秋華賞の予想を簡単に書いておきます。

 本命◎パッシングスルー。今回の秋華賞で考えるべきは皆さんも思っている通り道悪の馬場です。パッシングスルーは好位で競馬ができる器用さを持つとともに、ルーラーシップにクロフネとダートでも走れるような血統構成となっています。稍重の福島500万下で圧勝しているようにタフな馬場になることは相対的にプラスに働くかと思います。良馬場だったらどうかなーと紫苑ステークスの後に思っていたのですが、この状況であれば自身の軸馬です。

 対抗〇クロノジェネシス。オークスからのぶっつけということで人気を落としていますが桜花賞、オークスと馬券に絡み、間違いなく世代トップクラスのポテンシャルを持っています。これまでは切れ味で勝負するような競馬を多くしてきましたが、バゴとクロフネという血統構成からもパワーも持ち合わせていておかしくありません。あまりポジションが後ろになると危ういですが、さすがに騎手もその辺は考えてくれるはずです。この人気で買えるのはかなりオイシイと思います。

 単穴▲エスポワール。人気はしていますが前走の道悪での勝利が要因でしょう。降級制度がなくなり、1000万下勝ちの評価を下げるべきだと考えていますが、この馬は評価しました。半兄アドミラブルは無事にいっていれば今頃GⅠを複数は勝っているであろうと思わせるほどの馬ですし、エスポワールも着実に勝ち上がってきました。軸にはしたくないものの、未知の可能性に少し惹かれます。

 △ビーチサンバ、カレンブーケドール、シャドウディーヴァ、シェーングランツ、フェアリーポルカ、サトノダムゼル、コントラチェック。
 私にしては点数が多くなりますが◎〇の2頭軸で相手が▲△の3連単マルチでいきます。

 ダノンファンタジー、シゲルピンクダイヤというそもそも距離不安がある馬は、馬場も考慮するとさらに評価を下げることになり、切りました。
 なかなか難しい予想でしたが当たれば高配当、楽しみです。

【結果】サウジアラビアロイヤルカップ(GⅢ)

 サリオス→クラヴァシュドール→アブソルティスモというかなりカタイ決着となりました。いわゆるトリガミというやつでございます。

 アブソルティスモが過剰人気というのは結果的に当たっていたような気がしますが、このメンバーでは3着に来てしまいますね。サリオス、クラヴァシュドールの上位2頭はクラシックで好走してもおかしくないような良い馬なようです。

 期待していたエンジェルサークルは馬体重-6kgというのがなかなか悪い方に働いたような気がしますし、やはり非力な面が目立つ分、京都などの方が合っているのかもしれません。それから追走に苦労する面もあったので、距離を伸ばした方がいいタイプの可能性もあります。カイ食いが良くなって馬体がしっかりしてくればオークスなどで良い面が見られそうだなと思いました。

 とりあえず当たったのでヨシとします。

【予想】毎日王冠(GⅡ)

 毎日王冠の予想です。今年もいいメンバーが揃いました。

 本命◎インディチャンプ。この馬は結構前から推していますが強いです。いずれGⅠを取ると書いていたらあっさり初挑戦で勝ってしまいました。予想オッズでは3番人気となっていますが、負けるとするのであれば未知の魅力でダノンキングリーのみ、そのくらいの位置付けで考えています。ダノンキングリーがもし恐ろしく強かった場合を除いて1着付けで買ってみたい馬です。

 対抗〇アエロリット。東京1800mは2戦2勝と完璧な成績を残しており、前走安田記念でもインディチャンプといい勝負をしています。追い切りの感じも良く、すんなりと前にいけそうなこのメンバーであれば好走の可能性は十分です。津村騎手が多少不安ではあるのですが、馬券圏内には来てくれるかな。。。

 単穴▲ダノンキングリー。世代トップクラスの馬であり、同じ東京1800mの共同通信杯を勝っています。予想を難しくするのはこの馬自体もそうですし、世代トップクラスの各馬が古馬と未対戦なので力関係が全くわからない点です。インディチャンプを負かす可能性があるとしたらこの馬くらいかな。

 △1ケイアイノーテック。元々3歳時に今見てみるとなかなかの好メンバーであったNHKマイルカップを勝っており、1800mもこなせそうな感じの走りをしてきたこの馬。ダートを使ってみたりと迷走気味だったもののここ2戦は32秒台の脚を披露して高速馬場でもそこそこやれそうなことを示しました。追い切りを見る限り停滞期よりも明らかに気合いが乗り、気配が上向いている印象。かなり人気は落としそうですが安田記念やマイラーズカップを見る限りモズアスコットやペルシアンナイトらとは互角であり、そこから上昇しているとすればここでは馬券圏内は十分可能だということになります。

 △2ペルシアンナイト。調教だけを見ればこちらも復調気味なのかなという印象。年を重ねて多少のズぶさもあるように見えるので1800mと悪くはないかなと。

 馬券は3連単で
 ◎→〇▲△1→〇▲△1△2
 ▲→◎→〇△1
 という点数抑え目な感じで行きます。

 あとはGⅠ馬だし、高速馬場も得意そうということもあり△にモズアスコットを入れようかと悩んだのですが、上に漬物石が乗っているのであまり私と相性の良くない内田騎手なので思い切って切りました。来たらしょうがありません。
 それからマイネルファンロンもいつも推している馬ですが、やはりこの馬の場合は開幕週の府中はどうしても合うと思えず、条件替わりで狙いたいと思います。




 

【予想】サウジアラビアロイヤルカップ(GⅢ)

 本命◎サリオス。前走を見るとやはり強いのかなという感じがしますし、血統的にも走り的にもまだこれからというところを見せながらの新馬戦勝利でしたので、あれからの上積みがありそう。大型馬の休み明けですが大丈夫(なはず)。

 対抗〇クラヴァシュドール。アブソルティスモよりはこちらを上に取ってみたいです。前走は阪神の新馬戦を快勝。高速馬場だったこともありますが好時計での勝利。今回も速い上がりの勝負になることはほぼ間違いなさそうなのでここでも十分やれそう。

 単穴▲エンジェルサークル。いかにもキレそうな馬体で新潟で結果を残したのも納得という感じ。小柄だしパワーはやはり不足気味な印象。切れ味勝負でどれだけやれるか。

 △アブソルティスモ。世間の評判ほど「そうでもないんじゃないか?」と疑っている1頭。とはいえメンバーを見ると馬券に絡んでくる可能性は否定できずこの評価。

 結局人気どころですが笑。
 ◎と〇2頭軸3連単で相手が▲と△
 の3連単を買ってみます。地味に難しい割に馬券的には美味しくなさそうなレース。
 アブソルティスモが飛んでエンジェルサークルが頭に来るのが最高のパターン。12点。

【結果】スプリンターズステークス(GⅠ)

 秋シーズン最初のGⅠスプリンターズステークスでしたが、予想が久々に的中しましたー!結果的に人気どころの決着で配当も安かったのですが、点数を8点まで絞れてたのでそこそこプラスになったかと思います。私は300円持っていたのでまずまずの払い戻し、来週の凱旋門賞のチケット代を稼ぐことができました笑。

 勝ったタワーオブロンドンは調教でも(意外と調教評価低めの人が多かったのですが)抜群の気配を出しており、パドックでも1枚上という感じでした。ポートアイランドステークスの1-7ワイドでちょろっと増やしたお金をパドック見てタワーオブロンドンの複勝にも入れました笑。そのくらい「普通に走れば」という感じに見えましたね。

 モズスーパーフレアは32.8というラップで入っていて、冬の中山での走りを考えればもう飛ばしても大丈夫だったのかもしれません。とはいえこれは結果論なので2着も立派な結果だと思います。

 ダノンスマッシュは内枠があだになって、直線外に出すのが少し遅れました。タワーオブロンドンがあまりにスムーズだった分、差がついてしまいました。この馬はまだ成長途上という考えなので、まだ伸びしろがありそうな気がします。

 人気どころで切ったディアンドルですが、やはり今まで戦ってきた相手だとか、前走ダイメイプリンセスに斤量の恩恵がありながら負けたことを考えると過剰人気気味だったのかもしれません。それでもパドックの感じはタワーオブロンドン、ダノンスマッシュの次くらいに良く見えて、「切ったけど来たらどうしよう」という思いでした笑。牝馬ですしメンタル面のダメージが少し心配ですが、まだ3歳なのでどんどん成長してほしい1頭です。

 馬券が当たると急に饒舌になるものです笑。
 来週はサウジアラビアロイヤルカップ、毎日王冠、京都大賞典、それに凱旋門賞と楽しみなレースが盛りだくさんです。ディアドラが凱旋門賞回避なんていうニュースもありますが、その辺凱旋門賞に関してはまた別に書こうと思ってますので、そちらもぜひ。

スプリンターズステークス(GⅠ)

 早いもので夏競馬が終わったと思ったら、もうスプリンターズステークスの時期になってしまいました。秋のGⅠが始まっていきます。

 最近めっきり当たらないのですがサクサクっと予想をしてみます。

 本命◎タワーオブロンドン。前走があまりに強い内容だったのでダノンスマッシュと人気を分け合って1番人気になってしまいそうですが、この馬です。あまりに後ろのポジションになってしまうと、、、という危惧がないわけではないのですが調教を見ても圧倒的な雰囲気を醸し出しており、これは負けないかなという感じ。キーンランドカップではダノンスマッシュに負けていますが、1200m戦にようやく慣れてきてちゃんと走れば勝つと思います。

 対抗〇ダノンスマッシュ。正直この2頭はどうしようもないという感じ。ダノンスマッシュに関しては、個人的にまだ本格化前だと思っていて現時点ではタワーオブロンドンを上に見ています。とはいえそれでもこの成績を残しているのは末恐ろしい。

 単穴▲セイウンコウセイ。人気を落としそうですが今年も高松宮記念で2着に来るなど衰え知らず。絶好枠に入り、左右の馬を見渡してもスタートして控えそうな馬が多く、モズスーパーフレアやラブカンプーあたりを行かせていい位置で競馬ができそう。現時点で10番人気とここまで人気を落としているならかなりオイシイ気がします。

 △モズスーパーフレア。カーバンクルステークス、オーシャンステークスあたりは意味不明なハイペースで逃げ切っており怖い存在。とはいえGⅠということもありそんなに簡単に逃げられるか、という点が問題。最終週の中山でどうか。
  ミスターメロディ。今年の高松宮記念馬がこの人気は本来オイシイですが、直前の調教があまりに軽く、それが気になります。叩き2戦目で中一週なので強い調教がいらないということであれば問題なく、なんだかんだ言われても上手い福永騎手に期待(ビッグアーサーの件はまだ許していません)
  ファンタジスト。もともとスプリントのスピードが持ち味だった馬。クラシックを使うため距離延長していたものの、ここに来て適距離に戻り、前走はセントウルステークス2着。大外になったものの流れに乗ってマジメに走ってくれれば馬券圏内あり。
  
 馬券は3連単で
 ◎→〇→▲△と◎→▲△→〇の8点で絞ります。

 人気ありところでいうとディアンドルは軽視してみました。安定した成績ですが前走は52kgであれば勝って欲しかったなという感じ。今回斤量差が縮まるダイメイプリンセスに完敗していて、そのダイメイプリンセスに印を打っていないので自動的に無印です。

サートゥルナーリアとクリソベリルをどう見るか

 3連休でしたが、この中で神戸新聞杯をサートゥルナーリアが、日本テレビ盃をクリソベリルが、それぞれ人気を集めて完勝しました。圧勝と言ってもいいかもしれません。それではこの2頭の勝利をどのように見たらいいのか、簡単に思ったことを書いてみたいと思います。

 まずサートゥルナーリアです。こちらはダービーで先着を許したヴェロックスと人気を分け合ったものの、1番人気として3馬身差で完勝しました。サートゥルナーリアについてはかつて違うブログでこんなことを書いています。この記事を見返すと萩ステークスのパドックで衝撃を受けたことが思い出されます。別の生き物かなというくらいにハッキリとレベルの違いが馬体に出ていました。それは今回の神戸新聞杯でも変わらず、ヴェロックスと比較したとしてもパドックを見るとやはり別格でした。そして今回は調教も見て、直前の坂路が別格でした。私はそこまで長くない競馬歴の中で見てきた調教で「これは物が違う」と感じたのは今回のサートゥルナーリア以外には、オルフェーヴルの坂路調教だけです。3歳の有馬記念前の坂路を見てこれは負けようがないなという感じでした。もちろんオルフェーヴルと同様にサートゥルナーリアも気性面で危うさも秘めていたり、スタートで後手を踏むなど問題があるわけですが、「普通に走れば」負けないと思わせるものがあります。サートゥルナーリアは菊花賞ではなく古馬王道路線に進む予定だということですが、天皇賞・秋でのアーモンドアイとの対戦が(実現すれば)非常に楽しみです。そして、その場合には余程のことがなければサートゥルナーリアを本命にすることでしょう。それくらいの馬だと思います。

 一方でクリソベリルはまだ半信半疑というところがあります。当然ここまで5連勝で古馬相手の日本テレビ盃までをクリアしたということで相当に強いという可能性は十分にあると思います。とはいえ4戦目までは同世代を相手にしたもので、今回の日本テレビ盃は「超一流」とまでは言えない一流の古馬を相手にしたものでした。確かにダート界は一度は3歳馬が古馬の壁に跳ね返されるのを常とするものですので、ここを突破したことは評価すべきですが、本当の一線級と互角にやれるのかはまだわからないというにが正直なところ。次のレース選択がどこになるのかわかりませんが、ルヴァンスレーヴ、ゴールドドリーム、オメガパフュームあたりとどの程度走れるのか試金石にです。この辺と初対戦するときには少し穿った見方をして評価を下げて予想するのが妥当な線なのかなと思った次第です。

 現時点では、この2頭をこんな感じで見ています。つまりはサートゥルナーリアはもはや現役でも最上級であり(というか歴代でもかなり上位に来る感じ)、クリソベリルは少し判断を留保しようということです。もちろん2頭とも素晴らしい馬であることには変わりありませんので、特にクリソベリル好きな方はお気を悪くなさらないよう、よろしくお願いいたします。

ローズステークスの注目馬

 最も正統な秋華賞トライアルと言ってもいいローズステークスが近づいてきました。近年は紫苑ステークスが重賞に格上げになり活躍馬を出していますが、やはりローズステークス組が気になるところです。

 人気の中心は基本的に春の活躍馬といったところ。桜花賞オークスで掲示板の阪神ジュベナイルフィリーズ馬のダノンファンタジー、桜花賞2着のシゲルピンクダイヤ、オークス4着のウィクトーリアなどが上位人気になる予想となっています(netkeibaのページはこちら)。それ以外にもシャドウディーヴァやビーチサンバ、スイープセレリタスもそれなりに人気しそうでしょうか。

 このような有力馬がいるなか、注目馬はアルティマリガーレです。正直当日になればこちらもそれなりに人気しそうなのですが、予想オッズ段階では7番人気です。4戦3勝で500万下、1000万下を連勝中です。同じ1000万下を勝ち上がったスイープセレリタスが人気になりそうな一方で、こちらが人気ないようであれば馬券的には狙ってみたくなります。おそらく騎手という要素から人気に差が出ているような感じですが同じ1000万下勝ちであり、こちらもアルティマトゥーレの子、エアトゥーレの孫という良血です。アルティマトゥーレは短距離で活躍したため距離不安も考えられますが、前走はマイル戦でしたし、ハービンジャーとの配合でスタミナを強化していると考えれば1800mは十分守備範囲でしょう。混合の1000万下を勝っていれば秋華賞では通用することもある牝馬戦線ですので、アルティマリガーレに少し期待してみたいと思います。

【注目馬】パッシングスルー(2回目)

 以前、今後の注目馬としてパッシングスルーを挙げたかと思います。500万下勝ちをしたときであり、1000万下を使うのかトライアルで権利取りを狙うのかと書きましたが、トライアルである紫苑ステークスを見事勝ち、秋華賞の出走権利を獲得しました。

 着差はハナ差であり、派手さはなかったものの、中山2000mを不利な大外枠から差し切った点は評価に値すると思います。3着に入ったカレンブーケドールはオークス2着馬であり、力的に同世代の一線級と十分にやれることを示したと思います。

 比較的派手さのないパッシングスルーなので、秋華賞本番も本命視されるような人気にはならないように思います。またラヴズオンリーユーが秋華賞回避の可能性という情報も入ってきており、十分秋華賞でも勝ち負けできると思います。まだローズステークス組が残っていますが、こちらの方が人気になる可能性が高いと思うので、秋華賞本番はパッシングスルー、非常に面白い存在となりそうです。

カフジプリンス引退

 今月3日の札幌日経オープンを制し、阪神大賞典2着、ダイヤモンドステークス3着など主に長距離路線で活躍したカフジプリンスが引退することがわかりました。カフジプリンスは以前にも屈腱炎で長期間休養していましたが再発し、すでに6歳であることも考慮して引退という運びになったそうです。引退後は乗馬になる予定です。

 カフジプリンスは速い上がりを使うことはないものの、豊富なスタミナでバテないという長所を活かして走る馬でした。順調にいっていれば春の天皇賞や海外の長距離レースなどでもっと活躍できたのではないかと残念に思います。とはいえ長期休養からの復帰後も阪神大賞典2着や札幌日経オープン勝ちなど活躍を見せました。欲を言えばこの豊富なスタミナを受け継いだ子どもを見てみたい気持ちがありましたが、ハーツクライ産駒も種牡馬入りしている馬は少なくないし、スピードタイプが人気のあるこのご時世仕方がないですね。乗馬になってからも大切に扱われることを願います。

【注目馬】ゴルコンダ(札幌2歳ステークス登録)

 札幌2歳ステークスに登録のあるゴルコンダ、現在netkeiba.comの予想オッズでは単勝1.7と圧倒的な人気予測になっていますが、前走未勝利戦の勝ち方があまりにも衝撃的だったため仕方ないかもしれません。未勝利戦は2着に1.8秒差をつけたレコード勝ち。勝ちタイムは優に札幌2歳ステークスを勝てるタイムでした。

 しかし新馬戦を見るかぎり、馬体が絞り切れていなかったとはいえ直線の上がり勝負でキレ負けした印象があり、あまりスローの上がり勝負というレースは得意ではないように見えました。それでも今回も未勝利戦と同じ札幌競馬場であり、速い上がりになるパターンは少ない競馬場なので、その点ではプラスかと思います。ある程度のペースで先行できれば勝ち負け間違いなしといったところでしょうか。

 血統面を見ると父はヴィクトワールピサ、母はムーランドロンシャン賞2着のあるゴレラ。母父はカーリアンの系統の種牡馬であり、どちらかと言えばスパっとキレるよりもスピードの持続力で勝負するタイプでしょう。

 まだ2戦しかしていないため評価が難しいところですが、札幌2歳ステークスもあっさりとクリアするようであればクラシック、それから海外挑戦へと夢が広がるかと思います。血統的にも2000~2400mという距離が合いそうですし、能力さえ足りるのであれば凱旋門賞で見てみたい1頭になるかもしれません。

キングカメハメハ死す

 ディープインパクトが7月30日にこの世を去ってからわずか2週間足らず、ディープインパクトの前年のダービー馬であり、ディープインパクトと種牡馬界に君臨したキングカメハメハが8月10日朝、死にました。

 競走馬としては8戦7勝とほぼ完璧な成績を残し、安藤勝己をダービージョッキーにした馬でもあります。種牡馬としては芝ダート問わず大物を出し、二冠馬ドゥラメンテ、牝馬三冠のアパパネ、圧倒的なスピードのロードカナロア、ダート王者ホッコータルマエなど活躍馬は挙げきれないほどです。

 ディープインパクトとキングカメハメハの死により、日本競馬界は新しい時代に入ることになるでしょう。

ワールドオールスタージョッキーズ(WASJ)出場騎手決定

 8月24日(土)、8月25日(日)に札幌競馬場でおこなわれるワールドオールスタージョッキーズに出場する騎手が決定しました。詳細はこちらから。

 注目は今年6月のウィメンジョッキーズワールドカップで優勝し、日本人女性騎手としてシャーガーカップに招待されている藤田菜七子騎手です。今年はすでに23勝をあげており、昨年の27勝は上回るペースで勝ち星を量産しています。ニュージーランドから参戦するリサ・オールプレス騎手は藤田騎手も憧れとする女性騎手であり、フランスのミカエル・ミシェル騎手も合わせて3人の女性騎手の活躍が楽しみです。

 WASJにはその他にも武豊騎手や的場文男騎手のようなレジェンドが参戦しますし、関東2位として参加する三浦皇成騎手が個人的には楽しみです。

【予想結果】小倉記念、レパードステークス

 小倉記念は◎メールドグラースが1着、〇タニノフランケルが4着。レパードステークスは◎ブルベアイリーゼが4着、〇デルマルーヴルが2着という感じでした。2頭軸で勝った場合に一番嫌な外し方ですね笑。ただ小倉記念のカデナ、レパードステークスのハヤヤッコどちらも相手に買えていなかったので仕方ない外し方とも言えるのでポジティブに行こうかなと思います。軸選びはガチガチに人気サイドでもないのでそれが惜しいところまで来ていて、そろそろ当たりそうかなという手ごたえもあります。昨日の札幌日経OPで勝ち越した分も含めて今日で大きく負け越してしまいましたが、頑張ります😢

【予想】レパードステークス(GⅢ)

 ◎本命ブルベアイリーデ。2勝クラス(1000万下)勝ちもありますが、何より調教が抜群に見えました。同世代とのOPレースで3戦馬券圏外だったところで人気をかなり落としていると思うのですが、調教での走りを見る限りこのメンバーでも好走は十分可能です。

 〇対抗デルマルーヴル。実績を考えればジャパンダートダービー2着やUAEダービー4着があり、ここでは最上位です。クリソベリルの力をいまだ測りかねているのですが、今回のメンバーであれば着実に馬券圏内には来そうな印象。

 ▲単穴ビルジキール。2勝クラス勝ちからの3勝クラス2着は、降級制度廃止を考慮しても優秀。人気もそこまでなくていい。

 △ヴァイトブリック、ブラックウォーリア、ハヤブサナンデクン、アッシェンプッテル。サトノギャロスは距離延長がどうなのかということと、騎手でイマイチ評価できませんでした。アッシェンプッテルもできれば切りたいところでしたが一応。パドック次第では切るかもしれません。城戸騎手騎乗で人気は一歩立ち止まって考えてみたいところ。

 ◎〇2頭軸3連単マルチです。相手はその他の印。

【予想】小倉記念(GⅢ)

 小倉記念の予想です。今年は新進気鋭と申しますか、上がり馬が数頭いて好メンバーだと思います。

 ◎本命メールドグラース。トップハンデ57.5kgを背負うものの4連勝は伊達ではなく、このメンバーであればこの斤量でも勝ち負けできるという判断です。特に前走鳴尾記念はでは同斤量56kgのステイフーリッシュを下しており、同馬は次走函館記念で57.5kgを背負って3着に入りました。ステイフーリッシュよりも馬格のあるメールドグラースであれば斤量も問題なく、リーディングジョッキーの川田騎手が乗る点も好材料です。

 〇対抗タニノフランケル。これまでは人気先行であまり買いたくない馬ではあったのですが、今回の舞台である小倉競馬場では2戦して1勝して2着が1回とパーフェクト連帯です。特に小倉大賞典で結果を残している点は強調材料です。メンバー的にもハナを切れそうな構成になっていて、逃げることができればさらに勝ち負けの可能性が上がりそうです。

 ▲単穴アイスバブル。近6走安定しており、筋の通った血統で小倉でも成績を残している。人気もするはずなので飛んでくれると助かる1頭ですが、勝ってもそれほど驚けない。

 △アイスストーム、ノーブルマーズ、クリノヤマトノオー。人気薄ではクリノヤマトノオー。この馬はもともと期待していた馬で、ここで好走しても全く驚かないくらい評価はしています。それなりにポジションを取れたらいいなと思っています。

 最近買っていなかった3連単で、◎〇の2頭軸でその他の印に流す感じで。

ディープインパクト献花台情報②

 すでに競馬場の献花台情報出ていました。
 全国の競馬場でディープインパクトの献花台・記帳台が設置され、すべてのウインズで記帳台が設置されるようです。設置期間は8月3日から9月1日まで。


 また今週の土曜日および日曜日の各競馬場メイン競走はディープインパクト追悼競走として実施されます。

【8月3日(土)】
札幌競馬第11競走:ディープインパクト追悼競走 札幌日経オープン
新潟競馬第11競走:ディープインパクト追悼競走 越後ステークス
小倉競馬第11競走:ディープインパクト追悼競走 九州スポーツ杯

【8月4日(日)】
札幌競馬第11競走:ディープインパクト追悼競走 UHB賞
新潟競馬第11競走:ディープインパクト追悼競走 レパードステークス(GIII)
小倉競馬第11競走:ディープインパクト追悼競走 農林水産省賞典小倉記念(GIII)


 さらに全国の競馬場でディープインパクトに関する展示がおこなわれます。期間は8月10日から9月1日まで。


 ぜひ足を運んでみてください。
 

ディープインパクト献花台情報①

 7月31日から北海道苫小牧市にあるノーザンホースパークにディープインパクトの献花台と記帳台が設置されているそうです。9月1日まで、朝9時から午後5時まで開場しています。ディープインパクトの母ウインドインハーヘアなどゆかりの馬もいるため、ぜひ行ってみてはいかがでしょうか。


 

ニートの割安優良株発見術

興味がある方がいるかどうかという問題はあるのですが、私の銘柄選びの方法を簡単にまとめてみますので、一つの参考になれば幸いです。具体的な方法論に入る前に、私の投資スタンスを一言で説明しておきますと、第一に資産を減らさず、第二に資産を増やすというものです。こうしたことを言っている人は...