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土曜日の注目馬

土曜日の注目馬を数頭ピックアップしておこうと思います。

・ヴィースバーデン(土曜・京都9R・萩ステークス)
 雨によって馬場が悪くなるとどうなるのか正直未知数ですが、新馬戦の走りを見て驚きました。これはかなり強い馬だと思います。新馬戦は内で前が壁になった相当厳しい位置から直線で外に段々と持ち出し、追ってからは凄まじい末脚を見せました。和田騎手が冷静に慎重に外に出していましたが、逆に言えばそれができるくらい手ごたえに余裕があったように見えました。おそらく萩ステークスはヴェルトライゼンデが一番人気になると思います。馬場が悪くなれば前走道悪を解消したこの馬が有利にはなると思うのですが、ヴィースバーデンに頑張って欲しいところ。できるだけ馬場が回復することを祈っています。

・キタサンバルカン(土曜・東京8R・500万下)
 以前から期待していた馬ですが500万下を勝ち上がれず足踏み状態。さすがにもう負けられません。近走を見ていると前走からの1ハロン短縮はプラスの印象を受けます。しっかり勝ち上がって、来年は重賞を狙う馬になって欲しい。

・リアアメリアとラインオブダンス(土曜・東京11R・アルテミスステークス)
 リアアメリアの方はあまり説明も要らないと思います。新馬戦を圧勝してアルテミスステークスに臨みます。新馬戦のメンバーから勝ち上がりも出ているようにレースレベルが低いわけではなく、この馬の能力の高さを証明していると思います。
 ラインオブダンスは現時点の予想オッズで6番人気となっていますが、新馬戦から前走未勝利勝ちまでの3戦すべてで上がり最速の脚を使っています。リアアメリアの他に良血サンテュエールや2勝馬2頭がいるメンバー構成となっていますが、リアアメリア以外であればラインオブダンスの方を上に取ってもいいかなという気がします。この馬はヴィースバーデンとは違って、母父にエルコンドルパサーを持ち、近親にクリソブレーズの一族がいることからも馬場が渋った方が好材料かと思います。重馬場にでもなれば大物食いを期待せざるを得ません。

【展望】天皇賞・秋(GⅠ):アーモンドアイ VS サートゥルナーリア、勝つのはどちらか!

 今週末は秋の天皇賞がおこなわれます。GⅠ馬が10頭と非常に豪華なメンバーが揃い、何より注目されるのはアーモンドアイとサートゥルナーリアの対決でしょう。どちらもルメール騎手のお手馬でしたがアーモンドアイを選択し、サートゥルナーリアにはフランスの名手スミヨン騎手が騎乗します。秋の天皇賞はこれまでにも数々の名勝負を生んできましたが、今年も名勝負誕生必至といったところでしょうか。秋の天皇賞がおこなわれる東京芝2000mは内枠がかなり有利なコースとなっています。まだ枠順確定ですが、現時点での評価を書いていきたいと思います。

 私が現時点で最も上位に評価しているのはサートゥルナーリアです。netkeibaの予想オッズでは2番人気となっています。過去の記事でも何回か書いていますが、もはやサラブレッドの理想形とでもいいましょうか、非の打ち所がないという印象の馬です。今回も重心のブレないバランスのいい最終追い切りをしており、追えばどこまででも走っていきそうな手ごたえでした。パドックを見れば毎回他の馬を圧倒しています。ダービーでは後ろからのポジションになってしまいあのような結果となってしまいましたが、まともにゲートを出て競馬ができれば今の日本の競馬界で太刀打ちできる可能性があるのは今回出走するアーモンドアイとブラストワンピースくらいだと考えています。大外に入ってしまった場合にはその時また考えてみますが、現時点では不動の本命、頭で来てくれることを期待しています。

 2番手はアーモンドアイです。上でサートゥルナーリアに太刀打ちできるのはこの馬くらいと書きましたが、やはり今回は少しマイナス評価とすべき要素があります。まず安田記念以来の休み明けとなる1戦、外厩で仕上げるとはいえ久々を使うというのは不安になるものです。そして何より斤量です。56kgで出走できるサートゥルナーリアに対してアーモンドアイも56kgの斤量を背負います。アーモンドアイが最高のパフォーマンスを発揮したジャパンカップは53kgでした。それ以降55kgのドバイターフ、56kgの安田記念ではパフォーマンスを落としていると見ることもできます。サートゥルナーリアと同斤量ではどうしても勝てるイメージが湧かないというのが私の印象となります。とはいえサートゥルナーリア以外の相手に負けるイメージも湧きません。2番手評価です。

 これ以外の馬の評価が難しいのでサートゥルナーリアの単勝とサートゥルナーリア=アーモンドアイの馬連でいいかなと思っているのですが、他の馬も見てみましょう。
 
 3番人気予想はワグネリアン。札幌記念からのローテーションです。サートゥルナーリアとアーモンドアイの争いに食い込むにはブラストワンピースとはもっときわどいレースをしてもらいたかったところ。東京2000mは舞台的には合いそうですので、その辺で展開もガッチリと噛み合えばもしかしたら上位進出もあるかも?

 次にダノンプレミアム。前走の安田記念は大敗したもののマイルから2000mではなかなかの成績を残しています。勝つとしたら逃げもしくは好位からの抜け出しというパターンになりそうですが、アルアインとほぼ重なるイメージ、アエロリットがいるので逃げることはないかもしれません。川田騎手がどのように乗るのか興味がありますが、アエロリット、アルアインあたりとの兼ね合いが非常に難しい印象。

 スワーヴリチャードは宝塚記念3着以来のレース。能力は相当なものを持っていると思いますが近走は馬券に絡むのがやっとというレースが続いています。上位2頭に食い込む可能性を最も秘めているのはこの馬だと思っているのですが、横山騎手がなかなか気まぐれロマンティックなので軸にはしづらく。。。

 アルアイン、アエロリットに関してはダノンプレミアムの項で書いたように同型の兼ね合いが難しく、このメンバー相手に粘れるかどうか。アエロリットは1ハロン延長でこのメンバー相手ではさすがに厳しいか。。。

 ウインブライトは東京競馬場ではキレ負けしてしまう。

 ユーキャンスマイルはここにきて急上昇していると思います。前走新潟記念では後方からの追い込みを決めましたが、今回はこの競馬では確実に届かないため騎乗予定の岩田騎手がどのように乗るかは非常に興味があります。内枠を引いて中団で競馬ができるようであれば上位進出もありえる1頭。

 とりあえず今回はここまでにします。これ以外にもマカヒキやケイアイノーテックがいますが、さすがに厳しいかな。。。というのが正直な感想です。すでに書きましたが、現時点ではサートゥルナーリアの単勝と、サートゥルナーリア=アーモンドアイの馬連です。あとは枠が決まってから考えることにしましょう。

【10/6(日)】凱旋門賞の有力馬たち

 10月6日に迫った凱旋門賞。私は現地で観戦予定ですが、その有力な出走馬を簡単に見ておきたいと思います。

エネイブル
言わずと知れた凱旋門賞2連覇の歴史的名馬です。ここまで14戦13勝3着1回というほぼ完璧な内容を残しています。勝ち鞍も凱旋門賞以外に英・愛オークス、キングジョージ2回、BCターフなどクラシックディスタンスで圧倒的な強さを見せています。ロンシャン競馬場でもエネイブルのグッズをつけた凱旋門賞のチケットを発売するなど「エネイブルチャレンジ」として盛り上がっています。すでに歴史的名馬ですが、3連覇となればこれは史上初の快挙。最も優勝に近い馬でしょう。

マジカル
打倒エネイブルの最右翼はこの馬。BCターフやエクリプスステークス、ヨークシャーオークスなどでエネイブルの2着となっており、前走愛チャンピオンステークスを完勝して凱旋門賞に臨みます。ここまで勝てていないエネイブルにどこまで迫れるのか楽しみです。

ガイヤース
ここまで7戦5勝。前走バーデン大賞を14馬身差で圧勝、凱旋門賞の優勝候補に躍り出ました。ガネー賞では今回出走予定のヴァルトガイストに敗れており、相手関係がまだ不明なものの、鞍上のビュイック騎手はかなり評価をしている様子で、注目されます。

ジャパン
パリ大賞、インターナショナルステークスとGⅠを連勝してここに挑みます。特に前走インターナショナルステークスでは打倒エネイブルに最も近かったクリスタルオーシャンを負かしており、力的にはこのメンバーでも上位に食い込めるものは持っていそう。3歳ということもあり軽めの斤量を活かしたいところ。

ヴァルトガイスト
地元フランスの実力馬。キングジョージやプリンスオブウェールズステークスではエネイブルやマジカルに負けているものの、常に安定した成績を残してきています、前走は日本のキセキが出走したフォワ賞を完勝し、フランス馬として凱旋門賞制覇を目指します。

ソットサス
地元フランスもう1頭の雄。フランスダービー(ジョッケクルブ賞)を制し、前走は前哨戦であるニエル賞を買っています。正直なところ今まで強い相手とやっていないため厳しいのかなという印象があるものの、未知の魅力でどこまで上位に食い込めるのかが見物です。

スターキャッチャー
3歳馬としてはソットサスよりはこちらを上に見ています。好走の多い3歳牝馬であり、愛オークスを勝ち、前走はヴェルメイユ賞を制覇しています。斤量の軽い3歳牝馬、エネイブルとは3kgの差があります。マジカルやヴァルトガイストがもうエネイブルに先着はできないと考えるのであれば、未知の魅力で一発がありえるのはこちらかもしれません。

日本馬:ブラストワンピースフィエールマンキセキディアドラ
日本馬はこの4頭が登録しています。個人的に最も期待しているのはブラストワンピース。530kgを超える雄大な馬体は日本よりも海外でこそ活きてくるもので、ハービンジャーの血もヨーロッパでこそ力を発揮しそう。スタートを決めてそれなりの位置で競馬を運べれば夢を見られるかも。。。フィエールマンは個人的には凱旋門賞というイメージが湧かないのですがこればっかりは走らないとわかりません。前哨戦を叩いたキセキ、イギリスでGⅠを勝ち、前走マジカルと走り凄まじい末脚を見せたディアドラも悪くないと思います・


他にも挙げたい馬はいるものの、現実的に勝ち負けはこの辺のメンバーから出てきそうな感じはします。実際にはここから回避するような馬も出てくるでしょうが、今から凱旋門賞が楽しみでたまりません。今年は例年以上に好メンバーが揃っており、いかにエネイブルを各馬が負かしに行くのか、世界の名手も勢ぞろいなので騎手の駆け引きも見どころの一つですね。


サートゥルナーリアとクリソベリルをどう見るか

 3連休でしたが、この中で神戸新聞杯をサートゥルナーリアが、日本テレビ盃をクリソベリルが、それぞれ人気を集めて完勝しました。圧勝と言ってもいいかもしれません。それではこの2頭の勝利をどのように見たらいいのか、簡単に思ったことを書いてみたいと思います。

 まずサートゥルナーリアです。こちらはダービーで先着を許したヴェロックスと人気を分け合ったものの、1番人気として3馬身差で完勝しました。サートゥルナーリアについてはかつて違うブログでこんなことを書いています。この記事を見返すと萩ステークスのパドックで衝撃を受けたことが思い出されます。別の生き物かなというくらいにハッキリとレベルの違いが馬体に出ていました。それは今回の神戸新聞杯でも変わらず、ヴェロックスと比較したとしてもパドックを見るとやはり別格でした。そして今回は調教も見て、直前の坂路が別格でした。私はそこまで長くない競馬歴の中で見てきた調教で「これは物が違う」と感じたのは今回のサートゥルナーリア以外には、オルフェーヴルの坂路調教だけです。3歳の有馬記念前の坂路を見てこれは負けようがないなという感じでした。もちろんオルフェーヴルと同様にサートゥルナーリアも気性面で危うさも秘めていたり、スタートで後手を踏むなど問題があるわけですが、「普通に走れば」負けないと思わせるものがあります。サートゥルナーリアは菊花賞ではなく古馬王道路線に進む予定だということですが、天皇賞・秋でのアーモンドアイとの対戦が(実現すれば)非常に楽しみです。そして、その場合には余程のことがなければサートゥルナーリアを本命にすることでしょう。それくらいの馬だと思います。

 一方でクリソベリルはまだ半信半疑というところがあります。当然ここまで5連勝で古馬相手の日本テレビ盃までをクリアしたということで相当に強いという可能性は十分にあると思います。とはいえ4戦目までは同世代を相手にしたもので、今回の日本テレビ盃は「超一流」とまでは言えない一流の古馬を相手にしたものでした。確かにダート界は一度は3歳馬が古馬の壁に跳ね返されるのを常とするものですので、ここを突破したことは評価すべきですが、本当の一線級と互角にやれるのかはまだわからないというにが正直なところ。次のレース選択がどこになるのかわかりませんが、ルヴァンスレーヴ、ゴールドドリーム、オメガパフュームあたりとどの程度走れるのか試金石にです。この辺と初対戦するときには少し穿った見方をして評価を下げて予想するのが妥当な線なのかなと思った次第です。

 現時点では、この2頭をこんな感じで見ています。つまりはサートゥルナーリアはもはや現役でも最上級であり(というか歴代でもかなり上位に来る感じ)、クリソベリルは少し判断を留保しようということです。もちろん2頭とも素晴らしい馬であることには変わりありませんので、特にクリソベリル好きな方はお気を悪くなさらないよう、よろしくお願いいたします。

来週の重賞(函館記念)

 来週は7月14日(日)函館競馬場で函館記念(GⅢ)がおこなわれます。ローカルの競馬場ではかならず一番の盛り上がりを見せるレースがあるものですが、函館競馬場では函館記念でしょう。

 現時点での登録馬で注目を集めるのはエアスピネル、ステイフーリッシュあたるでしょうか。福島民報杯の勝ち馬レッドローゼス、巴賞の勝ち馬スズカデヴィアスあたりも出走してきます。

 
  エアスピネルは昨年のマイルチャンピオンシップ(10着)以来の出走になります。元々持っている能力としてはゆうにGⅠ級ですが、なかなか勝ちきれなかった馬です。長期の休みを挟んでどれだけ仕上げて来られるのか判断する必要がありそうです。

 個人的に注目しているのはマイネルファンロンです。これまで大きく崩れたのはGⅠ皐月賞と前走巴賞のみ、なかなか堅実な馬です。一方で勝ちきれない馬でもあり、前々走ようやく準オープンを勝ち上がりました。鞍上の柴田大知騎手はあまり評価していませんが、馬自体は重賞で勝ち負けできるレベルにあると思うので、今回人気濃厚なエアスピネルが長期休養明けであればマイネルファンロンも十分好走し、馬券圏内もしくは頭まであると考えています。まだ出走馬が確定していませんが、出走してくれば重い印を打ちたいなと思います。軽ハンデで出走できそうな点も大きな魅力の一つです。

【展望】高松宮記念(GⅠ)

 今週3月24日(日)に中京競馬場でGⅠ高松宮記念がおこなわれます。2月にフェブラリーステークスがありましたが、なんとなく高松宮記念からようやく春のGⅠシーズンが始まるぞーという感じがします。2014年1月にロードカナロアが引退してからすでに5年も経つのかと時の流れの速さに驚きますが、今年はロードカナロア以来の海外でも通用する可能性を秘めたスプリント界のニュースター候補も参戦します。そしてその馬がロードカナロアの子供だというのもこれまた競馬というブラッドスポーツの醍醐味だと言えるでしょう。


 今年の高松宮記念はおそらくオッズ的に2頭に人気が集中するかと思われます。その2頭でも1番人気に支持されそうな気配濃厚なのがダノンスマッシュです。ダノンの冠を持つ馬はダノンプレミアムや今年のクラシックでも有力候補のダノンキングリーなどここ数年で相当走ってきていますが、ダノンスマッシュはダノンプレミアムと同世代の4歳馬です。気性的に難しいところもあり未勝利戦、もみじステークスと連勝した後はマイル戦を中心に使われて4連敗を喫しました。そこから距離を1200mに短縮して挑んだ1600万下条件の函館日刊スポーツ杯から一変し、現在は京阪杯、シルクロードステークスと重賞2連勝中です。鞍上もこれまたここ最近キテいる北村友一騎手に固定化され、好位につける安定の競馬運びは魅力的です。京阪杯、シルクロードステークスの連勝から高松宮記念に挑戦するというのは父ロードカナロアと同じローテーションです。ロードカナロアは高松宮記念では3着に敗れましたが、ダノンスマッシュがどうなるのか注目されるところです。

 高松宮記念で人気を集めそうなもう1頭はモズスーパーフレアです。モズの冠名の馬も以前はなんだか地味なイメージがありましたが最近ではモズカッチャン、モズアスコットなどのGⅠ馬が生まれており、モズスーパーフレアもこれに続けるのかといったところです。こちらもダノンスマッシュと同じ世代の4歳馬で、何よりもスピードとその持続力が武器となっています。正直私はそこまで大きく評価をしていなかったのですが、前走のオーシャンステークスが圧巻の内容だったため評価を変えざるをえなくなりました。オーシャンステークスでは前半の3ハロンを32.3という凄まじいペースで逃げ、後半3ハロンも34.8でまとめるという内容でした。勝ち時計も1.07.1という好タイム、文句のつけようがない勝ち方でした。しかし、高松宮記念がおこなわれるのが中京競馬場であるというがこの馬には一つ問題となります。というのも中京コースは直線が長く、基本的に逃げ馬には厳しいコースとなっているためです。この不利な材料をはねのけて今回逃げ切り勝ちをおさめるようであれば以降のスプリント界はこの馬を中心に回っていく可能性が高まるでしょう。

 この2頭に人気が集中しそうですが、これ以外にもレッツゴードンキやナックビーナスといったベテラン勢も虎視眈々と王座を狙っています。ルメール騎手鞍上のロジクライや、個人的に好きでもあるミスターメロディなども力は十分にありそうです。それ以外では話題性といった意味で藤田菜七子騎手がスノードラゴンで参戦します。スノードラゴン自体はかつてスプリングステークスを制したGⅠ馬ですが11歳となった今ではさすがに勝ち負けは厳しい感じがします。しかし藤田菜七子騎手も前回のコパノキッキングに続いて2回目のGⅠ競走騎乗ということで一発を狙った騎乗に期待したいところです。

 高松宮記念は3月24日(日)、中京11R、15:40発走です。

【展望】中山記念(GⅡ)

 2019年2月24日(日)、中山競馬場で中山記念(GⅡ)がおこなわれます。距離は1800m。近年は京都記念との力関係が逆転する傾向にあり、こちらに豪華メンバーが揃うことも多くなっている印象があります。特に国内路線では大阪杯へ、海外路線ではドバイターフやドバイシーマクラシックへのステップレースとして選択されることが多いです。2011年にはここをステップレースとして選び、凄まじい手ごたえで完勝したヴィクトワールピサがドバイワールドカップを制覇しています。

 中山芝1800mの傾向はこちらから確認できます。外枠の成績が良いというのは意外という感じもします。種牡馬としては過去3年でディープインパクトが最も勝っていますが今回の登録馬の中にディープインパクト産駒はいません。回収率を見ると、今回の出走予定馬の中ではステイゴールドの回収率が比較的良いようです。脚質としてはやはり逃げ・先行が回収率としては高くなる傾向にあるようです。

 今年もなかなかのメンバーが揃いました。去年の皐月賞馬エポカドーロ、マイルチャンピオンシップを制したステルヴィオ、大阪杯を制しジャパンカップでも3着に入ったスワーヴリチャード、一昨年の秋華賞馬ディアドラ、阪神ジュベナイルフィリーズ馬ラッキーライラックとGⅠ馬が5頭も登録しています。それ以外にも中山に良績のあるウインブライト、地方馬ハッピーグリンも気になります。

 別定戦となりますがラッキーライラックは53kgという斤量で出られるようで、かなり軽く調子が戻っていればいい勝負できるのではないでしょうか。ただ秋華賞があまりに良いところがない結果だったのでどの程度まで調子が戻っているのかは調教などを参考にした方がいいでしょう。現時点でのnetkeiba.comでの予想オッズではラッキーライラックを除いた4頭のGⅠ馬とウインブライトに人気が集まっています。この予想オッズは徐々に変化はしますし、当日のオッズとは異なることも多々ありますので参考までにしてください。

 メンバーを見てもGⅠ馬+ウインブライトの争いとなるのが濃厚でしょうか。個人的にはハッピーグリンには頑張って欲しいとは思っていますが、、、。中山記念は2019年2月24日(日)、中山11R、15:45発走となっています。

ニートの割安優良株発見術

興味がある方がいるかどうかという問題はあるのですが、私の銘柄選びの方法を簡単にまとめてみますので、一つの参考になれば幸いです。具体的な方法論に入る前に、私の投資スタンスを一言で説明しておきますと、第一に資産を減らさず、第二に資産を増やすというものです。こうしたことを言っている人は...