【10/6(日)】凱旋門賞の有力馬たち

 10月6日に迫った凱旋門賞。私は現地で観戦予定ですが、その有力な出走馬を簡単に見ておきたいと思います。

エネイブル
言わずと知れた凱旋門賞2連覇の歴史的名馬です。ここまで14戦13勝3着1回というほぼ完璧な内容を残しています。勝ち鞍も凱旋門賞以外に英・愛オークス、キングジョージ2回、BCターフなどクラシックディスタンスで圧倒的な強さを見せています。ロンシャン競馬場でもエネイブルのグッズをつけた凱旋門賞のチケットを発売するなど「エネイブルチャレンジ」として盛り上がっています。すでに歴史的名馬ですが、3連覇となればこれは史上初の快挙。最も優勝に近い馬でしょう。

マジカル
打倒エネイブルの最右翼はこの馬。BCターフやエクリプスステークス、ヨークシャーオークスなどでエネイブルの2着となっており、前走愛チャンピオンステークスを完勝して凱旋門賞に臨みます。ここまで勝てていないエネイブルにどこまで迫れるのか楽しみです。

ガイヤース
ここまで7戦5勝。前走バーデン大賞を14馬身差で圧勝、凱旋門賞の優勝候補に躍り出ました。ガネー賞では今回出走予定のヴァルトガイストに敗れており、相手関係がまだ不明なものの、鞍上のビュイック騎手はかなり評価をしている様子で、注目されます。

ジャパン
パリ大賞、インターナショナルステークスとGⅠを連勝してここに挑みます。特に前走インターナショナルステークスでは打倒エネイブルに最も近かったクリスタルオーシャンを負かしており、力的にはこのメンバーでも上位に食い込めるものは持っていそう。3歳ということもあり軽めの斤量を活かしたいところ。

ヴァルトガイスト
地元フランスの実力馬。キングジョージやプリンスオブウェールズステークスではエネイブルやマジカルに負けているものの、常に安定した成績を残してきています、前走は日本のキセキが出走したフォワ賞を完勝し、フランス馬として凱旋門賞制覇を目指します。

ソットサス
地元フランスもう1頭の雄。フランスダービー(ジョッケクルブ賞)を制し、前走は前哨戦であるニエル賞を買っています。正直なところ今まで強い相手とやっていないため厳しいのかなという印象があるものの、未知の魅力でどこまで上位に食い込めるのかが見物です。

スターキャッチャー
3歳馬としてはソットサスよりはこちらを上に見ています。好走の多い3歳牝馬であり、愛オークスを勝ち、前走はヴェルメイユ賞を制覇しています。斤量の軽い3歳牝馬、エネイブルとは3kgの差があります。マジカルやヴァルトガイストがもうエネイブルに先着はできないと考えるのであれば、未知の魅力で一発がありえるのはこちらかもしれません。

日本馬:ブラストワンピースフィエールマンキセキディアドラ
日本馬はこの4頭が登録しています。個人的に最も期待しているのはブラストワンピース。530kgを超える雄大な馬体は日本よりも海外でこそ活きてくるもので、ハービンジャーの血もヨーロッパでこそ力を発揮しそう。スタートを決めてそれなりの位置で競馬を運べれば夢を見られるかも。。。フィエールマンは個人的には凱旋門賞というイメージが湧かないのですがこればっかりは走らないとわかりません。前哨戦を叩いたキセキ、イギリスでGⅠを勝ち、前走マジカルと走り凄まじい末脚を見せたディアドラも悪くないと思います・


他にも挙げたい馬はいるものの、現実的に勝ち負けはこの辺のメンバーから出てきそうな感じはします。実際にはここから回避するような馬も出てくるでしょうが、今から凱旋門賞が楽しみでたまりません。今年は例年以上に好メンバーが揃っており、いかにエネイブルを各馬が負かしに行くのか、世界の名手も勢ぞろいなので騎手の駆け引きも見どころの一つですね。


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