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【展望】高松宮記念(GⅠ)

 今週3月24日(日)に中京競馬場でGⅠ高松宮記念がおこなわれます。2月にフェブラリーステークスがありましたが、なんとなく高松宮記念からようやく春のGⅠシーズンが始まるぞーという感じがします。2014年1月にロードカナロアが引退してからすでに5年も経つのかと時の流れの速さに驚きますが、今年はロードカナロア以来の海外でも通用する可能性を秘めたスプリント界のニュースター候補も参戦します。そしてその馬がロードカナロアの子供だというのもこれまた競馬というブラッドスポーツの醍醐味だと言えるでしょう。


 今年の高松宮記念はおそらくオッズ的に2頭に人気が集中するかと思われます。その2頭でも1番人気に支持されそうな気配濃厚なのがダノンスマッシュです。ダノンの冠を持つ馬はダノンプレミアムや今年のクラシックでも有力候補のダノンキングリーなどここ数年で相当走ってきていますが、ダノンスマッシュはダノンプレミアムと同世代の4歳馬です。気性的に難しいところもあり未勝利戦、もみじステークスと連勝した後はマイル戦を中心に使われて4連敗を喫しました。そこから距離を1200mに短縮して挑んだ1600万下条件の函館日刊スポーツ杯から一変し、現在は京阪杯、シルクロードステークスと重賞2連勝中です。鞍上もこれまたここ最近キテいる北村友一騎手に固定化され、好位につける安定の競馬運びは魅力的です。京阪杯、シルクロードステークスの連勝から高松宮記念に挑戦するというのは父ロードカナロアと同じローテーションです。ロードカナロアは高松宮記念では3着に敗れましたが、ダノンスマッシュがどうなるのか注目されるところです。

 高松宮記念で人気を集めそうなもう1頭はモズスーパーフレアです。モズの冠名の馬も以前はなんだか地味なイメージがありましたが最近ではモズカッチャン、モズアスコットなどのGⅠ馬が生まれており、モズスーパーフレアもこれに続けるのかといったところです。こちらもダノンスマッシュと同じ世代の4歳馬で、何よりもスピードとその持続力が武器となっています。正直私はそこまで大きく評価をしていなかったのですが、前走のオーシャンステークスが圧巻の内容だったため評価を変えざるをえなくなりました。オーシャンステークスでは前半の3ハロンを32.3という凄まじいペースで逃げ、後半3ハロンも34.8でまとめるという内容でした。勝ち時計も1.07.1という好タイム、文句のつけようがない勝ち方でした。しかし、高松宮記念がおこなわれるのが中京競馬場であるというがこの馬には一つ問題となります。というのも中京コースは直線が長く、基本的に逃げ馬には厳しいコースとなっているためです。この不利な材料をはねのけて今回逃げ切り勝ちをおさめるようであれば以降のスプリント界はこの馬を中心に回っていく可能性が高まるでしょう。

 この2頭に人気が集中しそうですが、これ以外にもレッツゴードンキやナックビーナスといったベテラン勢も虎視眈々と王座を狙っています。ルメール騎手鞍上のロジクライや、個人的に好きでもあるミスターメロディなども力は十分にありそうです。それ以外では話題性といった意味で藤田菜七子騎手がスノードラゴンで参戦します。スノードラゴン自体はかつてスプリングステークスを制したGⅠ馬ですが11歳となった今ではさすがに勝ち負けは厳しい感じがします。しかし藤田菜七子騎手も前回のコパノキッキングに続いて2回目のGⅠ競走騎乗ということで一発を狙った騎乗に期待したいところです。

 高松宮記念は3月24日(日)、中京11R、15:40発走です。

【結果と回顧】日曜重賞編(阪神大賞典、スプリングステークス)

 日曜重賞の回顧です。

 阪神大賞典は断然の人気を集めた対抗〇シャケトラが勝ちました。本命◎カフジプリンスも2着に来たのですが金欠で馬券を買っておらず。。。無念。。。3連単買うなら総流しとも昨日の記事で書いたので買えていれば当たっていましたorz
 レースは59.3という2000m戦かと思うようなハイペースでサイモンラムセスが前半1000mを入る展開。シャケトラは後方待機でじっとしていました。結果としてはこれが功を奏したかと思います。カフジプリンスは中団といったところでしょうか。向こう正面でロードヴァンドール横山父がサイモンラムセスを交わしていきました。このハイペースを追走して向こう正面で仕掛けて3着に残ったロードヴァンドールもなかなかでした。3コーナー過ぎからペースアップするところでシャケトラはすんなりと前に進出しましたが、カフジプリンスはなかなかペースアップできませんでした。昨日の記事でカフジプリンスは無尽蔵のスタミナと書きましたがその反面でズぶさも兼ね備えています。結果的にはもう少し道中で動いていっても良かったかもしれませんね。それでもシャケトラには5馬身の差をつけられているので勝てなかったかもしれませんが。
 これでシャケトラは春の天皇賞に進むでしょうか。2着のカフジプリンスには優先出走権は付与されないようですが春の天皇賞はゲート割れすることもあるのでぜひ出てきて欲しいですね。積極的に仕掛けていけば面白い競馬ができそうです。京都コースとの相性もいいですしね。

 スプリングステークスは予想が全然でした。10番人気のエメラルファイトが勝ちました。この馬はレースレベルの高かった札幌2歳ステークスの出走馬で朝日杯では重めの印を打ったと思います。今回は△評価でしたがこういう混戦のレースになると最後までしぶとく伸びてくる印象で中山コースも合います。これは本番でも面白い存在となりそうですね。
 2着にはファンタジストが入りました。予想家の間でもこの馬はスプリンターだっていう人と距離は持つっていう人などいろいろいましたが、結果として武騎手も上手く乗り1800mはこなしたかたちです。この馬の凄いところはレースを使うたびに馬体重を大幅に増やしていることで、今回は何週か前から坂路で凄まじい調教タイムを連発していましたが、それでも+10kgの馬体重で出走して結果も残しました。さらに1ハロン延びて2000mとなると未知ですが先々マイル路線中心に使うようになれば相当期待できるかと思います。折り合いはキッチリとつく馬ですのでマイルは距離的に全く問題はないでしょう。
 3着はディキシーナイト、こちらは完全に無印にしてしまいました。前日にファルコンステークスでヴァッシュモンが凡走したところからこの馬もそこまでではないという判断でしたが、こういう混戦で力を発揮するタイプかもしれません。
 本命◎シークレットランは後方から追い込んだものの8着でした。この馬は上がりに上限があるタイプのようで後方から行くと前が崩れてくれない限り届かないようです。すんなりとそれなりの位置を取れるといいのですが。。。乗り替わりで一度は見てみたいですね。
 皐月賞はサートゥルナーリアが抜けた評価を受けていて、それにダノンキングリーとアドマイヤマーズあたりが続く感じでしたが、正直かなり混戦模様な気がします。出走のための賞金ボーダーもかなり高くなりそうです。本番の皐月賞、楽しみです。

【予想】日曜重賞編(阪神大賞典、スプリングステークス)

 日曜は阪神大賞典とスプリングステークスの2つの重賞があります。


 まず阪神大賞典から。

 お財布と相談ということでこちらは買うかどうかわかりませんが、本命◎カフジプリンス。元々は無尽蔵のスタミナで戦っていたタイプ。長期休み明けを2戦叩いての3戦目、調子は戻っていてもおかしくはありません。今年の阪神大賞典はだいぶメンバー的には手薄であり、このメンバーであればカフジプリンスは普通に走れれば勝ち負けです。

 対抗〇シャケトラ。こちらもこのメンバーであれば連は外さなそうです。この2頭でいいと思います。

 買い方は◎の単勝と◎〇の馬連2点。もし3連単にするのであれば1、2着に◎〇を付けて3着は総流しでいいでしょう。


 次にスプリングステークスです。

 本命◎シークレットラン。この馬は強いと思います。メンバーレベルは高くなりますが普通に走れればここでも勝てる力はあると考えています。鞍上が不安なのは毎度ですが、メンバーを見渡してもスローペースにはなりそうにもなく、タフな末脚を発揮できそうです。
  
 対抗〇クリノガウディー。現時点で6番人気ということであまり人気しておらず美味しいオッズです。GⅠ2着という実績はここでも上位であり、1800mという距離も問題ないと思います。内枠もロスなく運べそうで馬券圏内には来てくれそうなイメージ。

 単穴▲タガノディアマンテ。この馬も出るたびにそれなりの印を打っていますが勝ちきれないものの堅実に脚を使ってくれます。脚質的に自在性もあります。不安なのは鞍上ですが中山だけはたまにいい騎乗をしたりするので単穴評価で。

 △ファンタジスト、ニシノカツナリ、コスモカレンドゥラ、リーガルメイン、ヒシイグアス、エメラルファイト、ロジャーバローズ。
 
 ◎の単勝。◎→〇→▲△、◎→▲△→〇の3連単。

 こんな感じでよろしくお願いしますー

【結果と回顧】土曜重賞編(ファルコンステークス、フラワーカップ)

 まずはファルコンステークス
 勝ったのはハッピーアワー。昨日の記事では一応◎をつけていましたが実質的に本命はスタークォーツにしていましたので対抗〇扱いでした。馬券も外れましたね。。。
 スタークォーツは川又騎手がしっかり逃げてくれました。結果的には最初の3ハロンが34.2のハイペースを逃げたので厳しい競馬にはなりましたが逃げなければ勝ち目のない馬だったのでこれはしっかりと騎手としての役目を果たす好騎乗だったと思います。納得いかない競馬をされるよりは断然いいですね。スタークォーツとは対照的にハッピーアワーは後ろから行ったため展開ががっちりかみ合った感じです。展開予想としてはもう少しミドルになると考えていたのでその時点で外れていたわけです。
 2着のグルーヴィットは去年の勝ち馬ミスターメロディと多少被るところがあるため人気になっていて買いにくいなと思っていましたがロードカナロアとスペシャルウィークという血統からも芝でも走れそうです。
 これ以外の馬ではダノンジャスティスには注目しています。この馬は素晴らしい馬体をしている馬ですが今回は1400mは長いと考えて無印でした。次走以降どういう路線に進むのかわかりませんが基本的には1200m戦に出てきたら買いでしょう。今回の敗戦で人気もそこまでしなくなるでしょうからオッズ的には美味しくなりそうです。要注目かと思います。


 次にフラワーカップ。
 コントラチェックの完勝でした。本命◎ジョディーは逃げられず、その時点で展開的にも厳しくなってしまいました。早めにコントラチェックに並びかけるしか勝ち目はなかったと思いますがコントラチェックのスピードがそれも許さずといった感じでした。
 エールヴォアは先々を見据えてという競馬だったので、今回のレースでコントラチェックとの勝負付けが済んだとは考えない方がいいと思います。エリカ賞、フラワーカップとレースを選択してきているあたりからも大目標はオークスであることがわかります。今回²着で賞金を加算できたので桜花賞も出られる可能性がありますが、ここを回避してフローラステークスあたりからオークスを狙うローテーションもありえるかと思います。オークスで見てみたい1頭です。
 


 それから一応若葉ステークスも簡単に回顧しておきます。
 ヴェロックスはある程度の位置を取ってからの抜け出しとスキのない競馬で完勝でした。これは本番でもかなり上位人気に支持されるかと思います。ジャスタウェイもいい産駒を出しましたね。金子オーナーの引きの強さも異常です笑。
 ワールドプレミアは結果だけを見るとかなり差を付けられていますがやはりズぶさが出てしまっている感じです。一応皐月賞への権利は取れましたので本番での人気次第では穴としてはあってもいいと思います。勝負所で置いていかれることがなくなれば力は十分にありますね。

【予想】土曜重賞編(ファルコンステークス、フラワーカップ)

 土曜日は中京、中山で2つの重賞があります。


 まずは中京競馬場のファルコンステークスから。去年はミスターメロディがダート馬だし人気しなくていいなと思っていたのにふたを開けたら3番人気でガッカリした記憶があります笑。

 本命◎ハッピーアワー。前走は少し後ろ過ぎましたが確実に脚を使ってくれる馬です。距離短縮にはなりますが今回は中団くらいにつけて堅実な脚を披露してもらえれば馬券内は十分です。

 対抗〇スタークォーツ。なんだかかなり人気がなさそうですがメンバーをざっと見た限りイッツクールがガシガシ来ない限り単騎で逃げられそうな構成です。やはり単騎逃げできればこれは大きいですし、今回と同距離の500万下でホウオウカトリーヌに勝っているということでここで勝ち負けしても全く違和感のない馬です。鞍上の川又騎手は若手では上位に評価している騎手ですのでしっかり乗ってくれるでしょう。

 単穴▲ヴァッシュモン。人気はするでしょうが実績を考えて一応抑えます。

 △イッツクール。行った行ったありえます。

 何のために印を打ったのかということになりますが
 〇スタークォーツの単複と〇から他の印への馬連ワイド。
 これで行こうかと思います。書いている途中にスタークォーツがどんどん気になってきたけど書き直すのがめんどうだったなんてことはありません。。。


 次にフラワーカップです。

 本命◎ジョディー。前走のクイーンカップが思いのほか良い競馬で、負けた上位2頭の陰には隠れていますが相当力を持っています。netkeibaでは現時点で3番人気予想となっており、人気的にも狙い目です。

 対抗〇エールヴォア。こちらはコントラチェックと人気を分け合っています。未勝利戦のパフォーマンスがすばらしく、アルテミスステークスから距離を伸ばした前走エリカ賞も強い勝ち方でした。今回は距離を1ハロン短縮しますが1800mは問題ないでしょう。

 単穴▲シャドウディーヴァ。前走フリージア賞は牡馬相手に好走。牝馬限定のここであれば通用してもおかしくありません。

 △コントラチェック。基本的には丸山騎手で飛んでもらえるとありがたい1頭。脚質的にエールヴォアの方が自在性があり、こちらは絡まれたら少しだけ怖いなということでこの評価。

 ◎から印に馬連3点です。
 

【結果と回顧】日曜重賞編(金鯱賞、フィリーズレビュー)

 金鯱賞はダノンプレミアムがあっさりと買ってしまいました笑。長期休養の原因が爪だったというのは本当だったようですね。久々でこれだけ走れれば大阪杯に出てくれば十分勝負になりそうです。2着はリスグラシュー、3着はエアウィンザーとなりました。エアウィンザーもこのレベルのメンバーとやるのは初めてだったと思うので、それを考えればやはり力はあるんだなという内容でした。私の予想は本命◎モズカッチャン、対抗〇アルアインともに馬券外で論外でしたorz

 フィリーズレビューに関してもかすりもしない感じでした。誰か私にお金を恵んでください笑。回顧することもたいしてございません。このレースは桜花賞にはつながらないでしょう。

 今週は久々にここまで予想外れるかという週末でした笑。来週は4つ重賞があります。お財布との関係上、全ての重賞を買うことはないと思いますが現時点では予想は一応全てあげるつもりでおりますのでよろしくお願いいたします。
 

【予想】日曜重賞編(金鯱賞、フィリーズレビュー)

 日曜日は金鯱賞、フィリーズレビューと2つのGⅡ競走があります。どちらもGⅠにつながるレースになるので楽しみです。


 まずは金鯱賞の予想からです。

 本命◎モズカッチャン。この馬はエリザベス女王杯は調整不足、有馬記念は気持ち距離が長かったと言い訳ができます。デムーロ騎手から和田騎手へ乗り替わるだけでこんなに人気が落ちるのであればこれは間違いなく買いでしょう。2000mという距離はこの馬にはベストだと思いますし、ここは思い切って本命にします。

 対抗〇アルアイン。こちらは毎回絶妙に人気しない馬ですが確実に走ってくれ印象です。今回も現時点で4番人気ですがレイデオロあたりと僅差の競馬ができる以上、今回のメンバーでも十分にやれそうです。本命にしようかと迷ったものの配当妙味でこちらを対抗に下げました。

 単穴▲エアウィンザー。基本的には実績を考えたら過剰人気なのですが、カシオペアステークスの勝ち方が鮮やかでした。前走チャレンジカップでも本命にしたのですが、今回は未知の部分が大きく、単穴評価までにします。鞍上に武豊騎手を迎えてなんだかマーベラスサンデー感を漂わせていて、ここもあっさり突破というパターンもありえます。

 △ダノンプレミアム、サトノワルキューレ、ペルシアンナイト、ギベオン、リスグラシュー。
 ダノンプレミアムは本当に問題の箇所が爪だけだったのであればここをあっさり勝つ場面まで想像できますが、いかんせん不確定要素の多い割に人気しすぎの印象。穴としてはサトノワルキューレ。近2走は少し運の無い感じのレースだったのでかみ合えば馬券圏内はありえます。

 買い方は◎〇2頭軸の3連複で。


 次にフィリーズレビューです。

 本命◎キュールエサクラ。この馬は新馬戦を見てから走るなと思った馬です。チューリップ賞のシゲルピンクダイヤに関する予想のところでも名前をあげましたが、シゲルピンクダイヤがあっちの層の厚いメンバーであれだけ走れたのであれば、キュールエサクラはこちらの手薄なメンバーで好走する可能性は十分にあると思います。頭で買いたいですね。

 対抗〇アウィルアウェイ。キュールエサクラを負かすとしたらこの馬しかいないような気がします。兄に最近話題のインディチャンプがいます。インディチャンプは500万下を勝ったころから評価をしていましたがすでにGⅠ級だと思います。妹のアウィルアウェイもここまで3戦2勝。京王杯では位置取りが絶望的でしたが2着まで来たのは力がある証拠でしょう。

 単穴▲ジュランビル。こちらもそこそこ評価してる馬で万両賞では本命にしました。人気のダノンジャスティスが来てしまったのでその時はあまりプラスになりませんでしたが。それなりの相手と戦ってきていて安定した先行力があります。馬券圏内は十分にあります。

 △ホウオウカトリーヌ。
 フェアリーステークスでは買い目に入れて3連複取りましたが距離も大丈夫そうですし、馬券圏内ならありそうです。

 フィリーズレビューはこの4頭でいいでしょう。
 買い方は◎〇を1着2着に付け、3着に▲△を付けた3連単です。
 これは結構前から決めていた予想ですが、結局のところ人気4頭になってしまいました笑。それでも現時点で最低でも70倍はついているので頭数絞ったということで勘弁してください。

【結果と回顧】土曜重賞編(中山牝馬ステークス)

 土曜日は中山牝馬ステークスがおこなわれました。予想は意外と悪くないような気がしましたが難しいです笑。

 レースはカワキタエンカはなかなかのペースで飛ばす展開。1000mの通過59.8、馬場を考えるとこれはハイペースと言っていいかと思います。先行した馬は結果的に下位に沈んだ感じです。
 勝ったのはフロンテアクイーン。私の信頼できる騎手リストに入っている三浦騎手の手綱でした。やはり関東ではもはやトップと言ってもいいと思います、上手いですね。
 2着は対抗〇ウラヌスチャーム。ミナリク騎手も上手く乗ったと思います。勝てませんでしたが賞金を加算できたのは収穫でしょう。
 3着は単穴▲アッフィラート。予想には書きませんでしたがアッフィラートの単複だけは買っておりまして、複勝だけ取りました。100円だけですが笑。
 本命◎だったランドネはブービーとなりました。先行していたので仕方ない面もありますが、戸崎騎手のドン詰まりもありました笑。あれがなければ手応え的にはもっといい着順になったと思います。ランドネとウラヌスチャームが来てくれたら3連複が当たったのですが、詰まるところまでは予想できないのでね。。。ランドネはこれで人気を落とすようであれば次走はかなり買い時だと思うので頭の片隅に置いておきましょう。ミッキーチャームやカワキタエンカがあんな感じでズルズル後退する中であれだけの手ごたえを残していたあたり、やはりランドネは力があります。

 明日は金鯱賞とフィリーズレビューがありますので、そちらの予想も後であげたいと思います。ぜひ見てください。

【予想】土曜重賞編(中山牝馬ステークス)

 土曜日は中山牝馬ステークスがあります。ヴィクトリアマイルへ繋がっていくレースで、ここで賞金を加算しておきたい馬もいるでしょうから注目です。

 本命◎ランドネ。ミッキーチャームやクロコスミア、カワキタエンカあたりとの兼ね合いで逃げられるかわかりませんが、どうしても逃げないとダメな馬ではないのでそこは戸崎騎手に臨機応変に乗ってもらえればいいでしょう。溜めて切れるタイプではないと思うので積極的にペースを作って欲しいです。今回も据え置きの53kg。ミッキーチャーム、ノームコアあたりが人気であればこちらの方がオッズを考えても美味しいです。中山も合う印象。

 対抗〇ウラヌスチャーム。ランドネもこちらも愛知杯でそれなりに重い印を打った記憶があります。ウラヌスチャームは2200m、2400mで連勝してきましたが前走を見ている限り1800mでも全く問題なさそうに思います。中山も相性は悪くなさそうで、53kgであれば馬券内は十分可能。人気もミッキーチャームやノームコアよりも落ちそうなので良い感じです。

 単穴▲アッフィラート。前走はレッドローゼスの2着。レッドローゼスは蛯名騎手にこだわり過ぎなければすでに重賞を勝っていてもおかしくないレベルの馬で、アッフィラートもそれなりの力を持っていると考えるべきです。格上挑戦ということで51kgですがこれは恵まれています。かなり人気はなさそうなのでここは買い時かと思います。連続して好走しているこのコースで一発を期待。

 △アドマイヤリード、ノームコア、クロコスミア、フローレスマジック、ウインファビュラス、ミッキーチャーム、ワンブレスアウェイ、デンコウアンジュ、フロンテアクイーン。追記レイホーロマンスだけ相手に入れないのも意味がわからないのでレイホーロマンスも追加で。

 相手は絞れず手広くいきます。◎〇2頭軸3連複で。

【結果と回顧】日曜重賞編(弥生賞)

 弥生賞の結果と回顧です。今回の弥生賞は重馬場での実施、ルメール騎手の乗り替わりなどなかなか特殊な条件でのレースとなりました。特に馬場は結構影響があったようで頭数の割には荒れて配当がつきましたね。結果はこちら。結果のリンクを貼ったり貼らなかったりすみません。

 勝ったのは8番人気のメイショウテンゲン。私の印としては△でしたが新馬戦の結果を見てからこれは強いと追い続けてきた馬でした。将来性があるとは考えていたものの本格化はもう少し先かなと考えて△評価でした。単勝だけでも買っておけばよかったなと後悔しております笑。
 2着はシュヴァルツリーゼ。こちらは6番人気で無印にしていました。予想の段階ではそこまで大荒れすると考えていなかったのでこの馬までは印がまわりませんでした。石橋騎手の後方待機策がバッチリとハマった感じはあるものの馬場状態の悪い中1頭だけ出色の末脚で追い込んできました。これで皐月賞の権利を取るとともに賞金を加算できたのは大きいですね。名門堀厩舎の管理馬ですし皐月賞、ダービーと台風の目になる可能性があると思います。メイショウテンゲンと同様に要注目の1頭です。
 3着は私が本命にしていたブレイキングドーン。今回もプラス体重ということで成長を続けていてますます次走も買いたくなります。皐月賞はかなり人気を落とすと思うので目一杯仕上げてくるとすれば買いでしょう。福永騎手もチューリップ賞に続いてトライアルで3着、この辺の権利取りは非常に上手い騎手ですよね笑。
 ここまで3頭見てきたしたが、3頭とも母系にサドラーズウェルズが入っていました。やはりこういう特殊な馬場状態になるとパワーとスタミナも必要になったようです。
 1番人気だったラストドラフトはルメール騎手から田辺騎手への乗り替わりもありましたが、この馬場としては飛ばし過ぎたかもしれません。個人的には田辺騎手はあまり評価していない騎手なのでこんなもんかなという感じです。そもそも予想段階でラストドラフトは飛んで欲しい1頭だったのでこれに関しては予想内でした。
 対抗にしていたニシノデイジーに関しては、結果的に4角から直線というところで内を選択したのが良くなかったですかね。勝浦騎手が下手に乗ったというわけでもない気がします。この馬もニシノフラワーやらセイウンスカイやら懐かしい名前が血統表に入っていて応援したくなります。本番では巻き返して欲しいですね。
 カントルに関してはそもそも過剰人気だろうということで切っていたのでこんなもんでしょう。現時点ではワグネリアンほどの魅力は感じませんがそこはこれからの成長次第です。おそらくダービー目指すでしょうから次は青葉賞とかプリンシパルステークスとかその辺でしょうか。サトノラディウスもダービーが目標でしょう。距離が伸びて良さそうです。ナイママは元々は期待していましたが近走は良いところがなく、、、とりあえず乗り替わってみて欲しいですね。柴田大知騎手も最近は買えない騎手です。

 レース前からほぼ確実に皐月賞に駒を進めることができたラストドラフト、ニシノデイジーが馬券外となり、権利を持っていない3頭に優先出走権が与えられました。再来週のスプリングステークスにも個人的に強いと思っているシークレットランが出てきてどんなレースをするのか楽しみですが、なんだかんだ皐月賞はかなりいいメンバーになりそうです。馬券的にはサートゥルナーリアが人気を被りそうですが、結構荒れる気配もしますので春の牡馬クラシック路線、楽しみです。

【予想】日曜重賞編(弥生賞)

 弥生賞の予想です。3歳クラシック路線はサートゥルナーリアを筆頭にアドマイヤマーズ、ダノンキングリーあたりがかなり有力となっていますが、本来はやはり強い馬が出てくるのは弥生賞というレースです。ここの勝ち馬は本番でも有力な候補となるかと思います。

 本命◎ブレイキングドーン。ホープフルステークスで本命にして5着でしたか今回も性懲りもなく本命にしてみます笑。ホープフルステークスはさすがに太目残りだった印象ですが、レースを使いながら体重を増やしてきているのは好印象です。良い成長曲線を描いています。血統的にはヴィクトワールピサにホワイトマズルと最近では多少地味かもしれませんがパワーも兼備していていいと思います。外目の枠で福永騎手も競馬はしやすいでしょう。

 対抗〇ニシノデイジー。こちらは札幌2歳ステークス、東スポ杯2歳ステークスを制してホープフルステークスでも3着と実績を残しています。確実に脚を使ってくれる馬で、連軸としては最適だと思います。勝浦騎手も1戦1戦必死に乗ってくるでしょうし、馬券圏内には来てくれそう。

 単穴▲ラストドラフト。前走の京成杯は時計的にはホープフルステークスよりもいいが馬場を考慮するとそこまで時計がいいとは思えません。シークレットランは個人的に評価しているものの京成杯のメンバーレベルはホープフルステークスに及ばず、これで1番人気は過剰人気気味でしょう。とはいえ強かったパターンも考えて単穴で。

 △サトノラディウス、メイショウテンゲン。
 サトノラディウスは個人的に好きなフォームで走る馬。目標をダービーに絞っても良さそうなのにここを使ってくるところに勝負気配を感じます。メイショウテンゲンは毎回出てくる度に高く評価していますがここでも買い目に入れます。母メイショウベルーガということで本格化はまだ先かもしれませんが、素質は持っている馬です。
 カントルに関してはさすがにこの人気だと買いたくありませんでした。さすがに過剰人気かな、、、来たらごめんなさい笑。

 買い方は◎〇2頭軸の3連単マルチ18点です。ラストドラフトが飛んでメイショウテンゲンが来てくれたら嬉しいな。

【結果と回顧】土曜重賞編(チューリップ賞、オーシャンステークス)

 今日おこなわれた2重賞の結果と回顧です。

 まずチューリップ賞は◎ダノンファンタジーが1着、〇シゲルピンクダイヤ2着と来てくれました。勝ったダノンファンタジーは内枠から好スタートを決めたものの川田騎手が必死に抑えて3番手あたりを追走、直線は前が壁になるものの川田騎手も相当手ごたえがあったのか余裕たっぷりに外へ持ち出して差し切り勝ちというレースでした。好スタートからやや頭をあげて行きたがっていたところを見るとオークスはどうなのかなと思いましたがマイルは適距離といった感じで桜花賞は問題なさそうです。もしかしたら桜花賞後はNHKマイルへ行くこともあるかもしれませんね。2着のシゲルピンクダイヤは道中後方2番手あたりを追走し、直線では上がり最速33.6を使って2着。脚元に不安もあったみたいなので今回は権利取りを意識した競馬だったように思います。次走桜花賞へ出てくればもっと積極的に乗ると思うのでなかなか面白そうです。3着のノーブルスコアは、エルフィンステークスがそこまでレベル高くないと決め込んで無印にしましたが、今回は福永騎手が上手く乗りました。4着はドナウデルタ。こちらは△を打った馬の中では調教も良く期待はしていたのですが権利取れませんでしたね。とはいえ「どう考えても過剰人気」とバッサリ切り捨てたデイリー杯2歳ステークスから比べるとかなり良くなっていて、秋華賞あたりに出てきたら面白いかもしれません。オークスだとやはり長い気がします。5着のシェーングランツはまだ見限れないかなという感じ。

 オーシャンステークスは△モズスーパーフレアが抜群のスピードを見せつけて快勝。正直飛ぶこともあるかなと思っていたので驚きました。最初の3Fが32.3で入っています。それでいて最後まで残し、勝ち時計も1.07.1とは恐れ入りました。2着の◎ナックビーナスとは前走から差し引き5kgの斤量が詰まったわけですがそれをものともせずでしたね。あとは本番の中京のコースがこの馬に合うかは問題となりますが、現時点で高松宮記念はダノンスマッシュとモズスーパーフレアの2強オッズになりそうな感じがいたします。ナックビーナスも強い内容ですが今回は厳しかったですね。3着は〇ダイメイフジが来てくれました。距離短縮もいい方に出た感じで松岡騎手も上手く乗ったと思います。勝ち馬、2着馬とは少し差がある感じですね。

 今日の2重賞はどちらも当たるとかいう雪でも降りそうな結果になりました。ただどちらも1番人気がキッチリ勝っているので馬券的にはカタイ決着となりました。明日は弥生賞です。この時期は前哨戦やトライアルがたくさんあって面白いですね。明日の弥生賞もラストドラフト、ニシノデイジーなど良いメンバーが揃っています。また予想記事をあげますのでよろしくお願いします。

【予想】土曜重賞編(チューリップ賞)

 チューリップ賞が日曜だと勘違いしておりまして記事を書くのが大変遅くなってしまいました。

 本命◎ダノンファンタジー。さすがに天邪鬼的にこれに逆らう必要はないかと思います。競馬なので何があるかはわかりませんが、まず馬券内には来るだろうと思います。

 対抗〇シゲルピンクダイヤ。思いのほか人気してしまっていて旨みがあまりなくなってはいますがこの馬は個人的になかなかやると思っています。新馬戦は時計もまずまず、勝ち馬ウルクラフトは(期待はしていたのですが)いまいちなものの2着だったキュールエサクラはその後未勝利、500万下と連勝し、おそらくフィリーズレビューあたりからクラシックを狙ってくるかもしれないくらいの逸材です。ぜひここでシゲルピンクダイヤには権利を取ってもらいたいです。

 単穴▲シェーングランツ。阪神ジュベナイルは2着3着が先日のクイーンカップで揃って好走しており、やはりレベルの高い1戦だったと考えていいでしょう。とはいえ3着と4着では差があるということも考えられないわけではありません。今回来てもおかしくはありませんが、来ないことも考えて単穴評価としました。

 △メイショウショウブ、アフランシール、サムシングジャスト、ドナウデルタとここまでを相手とします。特にアフランシールはこの人気であれば美味しいかなという印象。大穴でサムシングジャストといった感じです。

 ◎から印への馬連と〇から他の印へのワイド計12点でカタめですがいってみます。

【予想】土曜重賞編(オーシャンステークス)

 オーシャンステークスの予想です。一応高松宮記念へのステップレースとなります。

 本命◎ナックビーナス。予想オッズの段階でこれを書いているのでまだ実際どうなるかわかりませんが、モズスーパーフレアよりもこちらの方が人気がないのであれば断然こちらでしょう。単純に0.2差のついた前走からナックビーナスは4kg減、モズスーパーフレアは1kg増。この斤量面での変化は0.2秒どころのものではないのでナックビーナスの方が買いたくなります。たださすがに近年の競馬ファンはそこまで頭悪くないのでナックビーナスは人気になる気がしますが、、、。

 対抗〇ダイメイフジ。近2走不振であるものの4走前に今回の舞台でモズスーパーフレアを下している。去年のオーシャンステークスでも馬券になっており舞台適性は文句なし。展開を考えても前に行く馬よりも好位から中団あたりにつける馬が良さそうなので対抗にしました。阪急杯での負けで人気が落ちていてオッズ的にはいい感じかと思います。

 単穴▲ラブカンプー。スプリンターズステークス2着の実績を考えればここでも上位ですが、こういうタイプは一度の敗戦で変わってしまうこともあるので軸にはしたくない気がします。前に行く馬に厳しい流れになると考えているので単穴までにします。前走大きく負けていますがそれでも人気があまり下がらなそうなのもマイナスポイントということで。

 △エントリーチケット、ダイメイプリンセス、ナインテイルズ、モズスーパーフレア、エスティタート。

 買い方としては◎〇2頭軸の3連複です。

 オーシャンステークスは3月2日(土)中山12R、15:45発走です。

【コースの特徴まとめ】阪神芝1600m

 阪神芝1600mの特徴です。データはこちらを参考にしています。


出典:JRA-VANコース解説阪神芝1600m


 スタートは向こう正面やや左にあり、スタート後しばらく直線を進み外回りコースのコーナーをゆったりと回っていきます。最後の直線はAコース使用時に473m、Bコース使用時に476mとなっています。直線の残り約200m地点から急坂になっているのも特徴と言えるかと思います。
 好走枠は中枠となっていますが、これはスタート後の直線が長く、周りの出方を見てレースを進めることができるという点が有利なのでしょうか。
 脚質的にはやはり逃げ馬の回収率が圧倒的に高くなっており、逃げ・先行が強いコースとなっています。しばしばチューリップ賞や桜花賞では鮮やかな追い込みが決まるケースがあり、これの印象が強いものの基本的には逃げ・先行を中心に考えるべきでしょう。
 血統としてはディープインパクト産駒の勝利数が多くなっているものの、これは出走数も多いため勝率、回収率ともにそこまでいいわけではありません。データの母数は少なくなるもののロードカナロア産駒の単勝回収率は高めに出ています。なんとなくディープインパクト産駒の庭であるイメージがありましたが率を考えるとそれほど突出したわけではない点は注意が必要でしょう。

【予想】日曜重賞編(阪急杯、中山記念)

 土曜日は重賞がありませんでしたし面白いレースもなかったので予想はアップしませんでした。少額買いましたが微増というところでしょうか、一応日曜に繋がる感じだったので良かったです。日曜は阪急杯、中山記念と2つのGⅠに向けたステップレースがありますので見ていきたいと思います。

 まず阪急杯からです。
 展開面ですが見た感じではスローペースにはなりそうもない面子が揃っています。何が何でもという馬はいないものの、ロジクライ、ラインスピリット、ダイアナヘイローあたりはポジションを取りたいでしょう。ダイアナヘイローの逃げが濃厚な気もします。ただ先行馬が揃っていても一概にペースが上がるとも言えず、牽制しあってミドルくらいに考えておいていいかもしれません。ただ先週のインティみたいなことはないと考えて中団から後方に位置を取る馬にもチャンスがあると思います。基本的には阪神芝1400mは内枠先行が有利ではありますが。

 本命◎ロードクエスト。スワンステークス以降馬券に絡めていませんが今回このメンバーで現時点7番人気は間違いなく買いでしょう。1400mという距離をペースを考えれば折り合い面で不安がなくなりプラスだと思います。展開面まで考えて今回はこの馬向けのレースになると考えました。

 対抗〇ミスターメロディ。前走阪急杯では本命にしたもののダイアナヘイローに逃げ切られてしまいました。元々ダートで走っていた馬で、切れ味よりはスピードとパワーで押し切るタイプの競馬をします。前で数頭やりあっている直後あたりにつけて直線抜け出して来るイメージです。前走負けたおかげで思いのほか人気をかぶっていないためオッズ的にも良い感じになっています。現在の日本トップトレーナーのひとりである藤原調教師の管理馬で仕上げも問題なく、福永騎手もこの枠なら大丈夫なはずです。

 単穴▲レッツゴードンキ。近走馬券に絡めていないものの掲示板を3走連続で確保。1200mのGⅠで良績を残しているものの、個人的には1400mという距離がベストに思えます。今回は最内枠を引き、鞍上は岩田騎手。距離延長から中団を楽に追走して内をついて来てくれればいい勝負ができそう。

 △スターオブペルシャ、ダイアナヘイロー。

 ロードクエスト軸の3連複でいいかと思います。点数は絞り気味ですが他にあまり良い印象の馬もいないのでこんな感じでどうでしょうか。


 次に中山記念です。
 こちらはほぼ有力馬同士の決着になるかなといった感じですかね。

 本命◎ディアドラ。さすがに人気になっていますがこれはしょうがないでしょう。斤量面もここ1年で牝馬限定戦しか勝ち鞍がないため54kgとかなりの好条件で出走できました。ドバイや香港で世界の強豪相手に好走していることからも力は十分です。中山コースでも勝ち鞍があり、直線の坂も問題はないでしょう。軸としては最適だと思います。

 対抗〇ウインブライト。他の有力馬が怪しい要素を抱えているのに対し、こちらは去年の勝ち馬で、なおかつ去年よりも順調に来ている印象。相手のレベルが高いものの前哨戦のGⅡまでならなんとかなりそう。

 単穴▲エポカドーロ。去年の皐月賞馬であり中山適性は間違いありません。去年の菊花賞以来の競馬という点が問題ですが、得意の中山であれば休み明けでもキッチリ走れるか。

 △ラッキーライラック、ステルヴィオ、ハッピーグリン、スワーヴリチャード。
 穴としては一応ハッピーグリンを入れました。ジャパンカップの時計だけを見ればとんでもなく優秀な馬です笑。この中ではステルヴィオを一番上に取りたいです。前走はビュイック騎手が上手く乗りましたが、ここも距離延長でポジションはそれなりに取れそう。

 ◎〇の2頭軸の3連複。エポカドーロとステルヴィオだけは少し厚めにといった感じですかね。


阪急杯阪神11R15:35発走
中山記念中山11R15:45発走
となっています。

【用語解説】リステッド競走とは

 2019年1月よりJRAの一部競走が「リステッド競走」というクラスに位置付けられて実施されることになりました。すでにいくつものリステッド競走がおこなわれており、今週で言えばマーガレットステークス、すみれステークスなどはリステッド競走となります。とはいえ「急にリステッド競走とか言われてもわからんよ、、、」という競馬ファンの方も多くいると思いますので、ここで簡単にリステッド競走とは何かを説明していきたいと思います。

【JRAのクラス編成】
 JRAで実施されている平地競争は、未勝利、500万下、1000万下、1600万下、オープンというクラス分けがなされています。クラス分けのための収得賞金というものがありますが、ここでは説明が面倒なので未勝利クラスのレースを勝てば500万下に昇格、500万下クラスのレースを勝てば1000万下に昇格という風に考えてもらえればいいかと思います。もちろんオジュウチョウサンが記憶に新しいところですが、飛び級のように上のクラスに挑戦することも可能です。逆に勝ち上がったクラスのレースに出ることはできません。そしてこれまでは「降級」という制度により一度勝ち上がったことのあるクラスのレースにもう一度出ることもあったのですが、この降級制度は今年から廃止されることになっています。あわせて各クラスの名称も500万下→1勝クラス、1000万下→2勝クラス、1600万下→3勝クラスと変更になりますが、とりあえずここでは置いておきましょう。後でいつか記事にしようとは思っています。

【リステッド競走】
 それでは今回の主題である「リステッド競走」とは何なのかということですが
リステッド競走はオープンクラスに設けられるさらに下位区分のクラスとなります。オープンクラスのレースは、上からGⅠ、GⅡ、GⅢという重賞(グレード競走)とそれ以外のオープン競走がありました。リステッド競走はこのグレード競走とオープン競走の間に設けられたクラスとなるわけです。ここでJRAのホームページの説明を引用させてもらいましょう。
 
概要
競走体系上および生産の指標としてグレード競走に次ぐ重要な競走であることを明示するため、2019年春季競馬から、オープン競走の一部をリステッド競走と格付けいたします。 
リステッド競走とは
パートⅠ国の主要競走は、GⅠ、GⅡ、GⅢのグレード競走とリステッド競走に格付けされており、リステッド競走は、競走体系上グレード競走の次に重要な競走として位置づけられています。 グレードおよびリステッド競走の優勝馬は、セリ名簿においてブラックタイプ(太字)で記載されます。そのためリステッド競走は、グレード競走同様に、生産の指標としても非常に重要な競走として認識されており、その競走一覧は「インターナショナル・カタロギング・スタンダーズ」に掲載されています。


正直説明を読んでもよくわかりませんが、とりあえずグレード競走に次ぐ重要なレースとして位置付けられるレースをリステッド競走とするようです。確かにグレードの付かないレースであっても重賞並みにメンバーが揃うレースはありますし、そういうレースをリステッド競走に格付けるということでしょうか。
 またこれまたややこしいので簡単に触れますが、収得賞金の面でもリステッド競走は通常のオープン競走より上に評価されるようです。収得賞金算定方法はこちらからご覧になれますが、 例えば3歳のオープン競走を勝利すると1000万円の収得賞金が加算されますが、リステッド競走を勝利すればこれは1200万円となります。これがどういう影響を及ぼすかというと、ダービーや菊花賞などへの出走を目指す上で収得賞金のボーダーを考えたとき、オープン競走を勝った馬よりもリステッド競走を勝った馬の方が出走できる可能性が高くなるということです。このようにリステッド競走の重要性を高めているわけです。

 以上説明してきましたが、私自身なんだかよく理解できていないような気がします笑。とりあえず通常のオープン競走より上、重賞競走より下に位置づけられるクラスが作られたと考えていいでしょう。それは収得賞金の例を見るとわかるかと思います。今現在netkeibaやJRA-VANなどをざっと見てみたところまだリステッド競走の表記には対応できてないようです(多分)。こういう媒体が対応を完了して視覚的にリステッド競走というものが認識されるようになってくるとこの変更にも我々が徐々に対応していけるような気がしますね。

【コースの特徴まとめ】中山芝1800m

 先日の中山記念展望でも触れましたが、どうせなら独立した記事として残しておいてコースの特徴まとめとしてシリーズ化しようかと思いましたので、今回は中山芝1800mのコースの特徴を見てみようと思います。

 2019年2月の段階での情報となります。データとしてはこちらを参考にしています。


出典:JRA-VANコース解説中山芝1800m



 スタートは正面スタンド前の直線にあり、スタート直後に直線の急坂を越えることになります。第1コーナーまでの距離は短く、コースは内回りを使用しており、最後の直線も310mと短いため逃げ・先行の馬が良い成績を残しています。
 基本的には小回りでコーナーが急であること、直線が短くかつ直線に急坂があることから時計のかかることが多いコースです。その傾向は特に馬場の荒れる冬場に多いと言えると思います。逆に野芝が良く生え揃った9月の開催では速いタイムが出ることもあります。
 
 種牡馬としては勝ち星、単勝回収率ともにディープインパクトがトップとなっています。勝ち星と単勝回収率ではディープインパクトに劣るもののステイゴールド産駒も高い複勝回収率を残しています。データの母数が少なくなるため何とも言えませんがアイルハヴアナザー産駒も単勝回収率・複勝回収率ともに高い数字を残しています。

 枠順では内枠が有利なようにも思いますが、意外にも外枠の成績が良いようです。とはいえ個人的にはそこまで大きな差があるようにも思えないので、枠はあまり気にしない方がいいのかもしれません。先行脚質の馬が狙い目であることは間違いないでしょう。

【展望】中山記念(GⅡ)

 2019年2月24日(日)、中山競馬場で中山記念(GⅡ)がおこなわれます。距離は1800m。近年は京都記念との力関係が逆転する傾向にあり、こちらに豪華メンバーが揃うことも多くなっている印象があります。特に国内路線では大阪杯へ、海外路線ではドバイターフやドバイシーマクラシックへのステップレースとして選択されることが多いです。2011年にはここをステップレースとして選び、凄まじい手ごたえで完勝したヴィクトワールピサがドバイワールドカップを制覇しています。

 中山芝1800mの傾向はこちらから確認できます。外枠の成績が良いというのは意外という感じもします。種牡馬としては過去3年でディープインパクトが最も勝っていますが今回の登録馬の中にディープインパクト産駒はいません。回収率を見ると、今回の出走予定馬の中ではステイゴールドの回収率が比較的良いようです。脚質としてはやはり逃げ・先行が回収率としては高くなる傾向にあるようです。

 今年もなかなかのメンバーが揃いました。去年の皐月賞馬エポカドーロ、マイルチャンピオンシップを制したステルヴィオ、大阪杯を制しジャパンカップでも3着に入ったスワーヴリチャード、一昨年の秋華賞馬ディアドラ、阪神ジュベナイルフィリーズ馬ラッキーライラックとGⅠ馬が5頭も登録しています。それ以外にも中山に良績のあるウインブライト、地方馬ハッピーグリンも気になります。

 別定戦となりますがラッキーライラックは53kgという斤量で出られるようで、かなり軽く調子が戻っていればいい勝負できるのではないでしょうか。ただ秋華賞があまりに良いところがない結果だったのでどの程度まで調子が戻っているのかは調教などを参考にした方がいいでしょう。現時点でのnetkeiba.comでの予想オッズではラッキーライラックを除いた4頭のGⅠ馬とウインブライトに人気が集まっています。この予想オッズは徐々に変化はしますし、当日のオッズとは異なることも多々ありますので参考までにしてください。

 メンバーを見てもGⅠ馬+ウインブライトの争いとなるのが濃厚でしょうか。個人的にはハッピーグリンには頑張って欲しいとは思っていますが、、、。中山記念は2019年2月24日(日)、中山11R、15:45発走となっています。

【結果と回顧】日曜重賞編(小倉大賞典、フェブラリーステークス)

 まず小倉大賞典ですがマルターズアポジーが逃げずにサイモンラムセスが大逃げをするという全く予想外の展開になり、その時点で外れました笑。善臣騎手は去年7勝しかできませんでしたしそろそろという感じがします。逆に小牧騎手はまだこんな騎乗ができたのか!と感心しました。
 勝ったのはスティッフィリオ。対抗〇にしていた馬ですがここでは力が1枚上という感じで完勝でした。2着は番手で競馬をしたタニノフランケル。この馬としては最高の展開になり勝ちパターンかと思いましたがスティッフィリオが上でした。3着には大逃げをしたサイモンラムセス。馬主孝行な馬ですね。
 馬券的には本命◎のエアアンセムが5着ということで外れました。マルターズアポジーが逃げてペースが上がり先行勢がつぶれるという展開での予想だったので完全に読み違いました。この辺の配当の馬券を取れるといいんですがね、なかなか厳しいですね。
 小倉大賞典の結果はこちらから。

 フェブラリーステークスはインティが7連勝でGⅠ制覇となりました。個人的には武豊騎手が大好きなのでインティが勝ったことはいいのですが、サクセスエナジーの松山騎手が逃げるからと思っていたのでこちらも展開の読み違いですね。サクセスエナジーの松山騎手と好スタートを決めたサンライズソアの田辺騎手はなぜあそこまで楽にインティを単騎逃げさせてしまうのか理解に苦しむところです。インティ武豊騎手の側からすればこんなに楽な展開になるとは思いもしなかったでしょう。テンをマイペースに行って上がりが35.4ですから後続が届くはずもありません。
 2着はゴールドドリーム。こちらは自力で2着まで来たという感じでさすがに力があります。3着のユラノトは展開も向きましたし、福永騎手もロスなく乗ったと思います。私の本命◎オメガパフュームはそれなりの位置を取ったものの惨敗。敗因は距離、展開、折り合い、コース、疲労度などいろいろありそうです。また一休みして見直したいです。対抗〇のモーニンは4着。和田騎手が上手く好位を取りましたが現状の力ではここまでといった感じでした。
 注目された藤田菜七子騎手騎乗のコパノキッキングは5着でしたが藤田騎手は馬の良いところを出そうと上手く乗ったと思います。ただ松山騎手と田辺騎手の積極性の無さに最も影響を受けてしまいました。さすがにこのペース・展開になってしまうとどうしようもありません。騎乗自体はおそらく陣営の指示通りでしょう。今回の騎乗を見たらこれからもGⅠで乗せてみてもいいかなという馬主さんはいるんじゃないですかね。何の見せ場もなく回ってくるだけの騎手よりははるかに乗せたいと思うでしょう。
 フェブラリーステークスの結果はこちらから。

 なかなか大きい馬券が取れませんね( ;∀;)
 来週は中山記念と阪急杯がありますので。また予想書いてみようかなと思います。

ニートの割安優良株発見術

興味がある方がいるかどうかという問題はあるのですが、私の銘柄選びの方法を簡単にまとめてみますので、一つの参考になれば幸いです。具体的な方法論に入る前に、私の投資スタンスを一言で説明しておきますと、第一に資産を減らさず、第二に資産を増やすというものです。こうしたことを言っている人は...