今週末は秋の天皇賞がおこなわれます。GⅠ馬が10頭と非常に豪華なメンバーが揃い、何より注目されるのはアーモンドアイとサートゥルナーリアの対決でしょう。どちらもルメール騎手のお手馬でしたがアーモンドアイを選択し、サートゥルナーリアにはフランスの名手スミヨン騎手が騎乗します。秋の天皇賞はこれまでにも数々の名勝負を生んできましたが、今年も名勝負誕生必至といったところでしょうか。秋の天皇賞がおこなわれる東京芝2000mは内枠がかなり有利なコースとなっています。まだ枠順確定ですが、現時点での評価を書いていきたいと思います。
私が現時点で最も上位に評価しているのはサートゥルナーリアです。netkeibaの予想オッズでは2番人気となっています。過去の記事でも何回か書いていますが、もはやサラブレッドの理想形とでもいいましょうか、非の打ち所がないという印象の馬です。今回も重心のブレないバランスのいい最終追い切りをしており、追えばどこまででも走っていきそうな手ごたえでした。パドックを見れば毎回他の馬を圧倒しています。ダービーでは後ろからのポジションになってしまいあのような結果となってしまいましたが、まともにゲートを出て競馬ができれば今の日本の競馬界で太刀打ちできる可能性があるのは今回出走するアーモンドアイとブラストワンピースくらいだと考えています。大外に入ってしまった場合にはその時また考えてみますが、現時点では不動の本命、頭で来てくれることを期待しています。
2番手はアーモンドアイです。上でサートゥルナーリアに太刀打ちできるのはこの馬くらいと書きましたが、やはり今回は少しマイナス評価とすべき要素があります。まず安田記念以来の休み明けとなる1戦、外厩で仕上げるとはいえ久々を使うというのは不安になるものです。そして何より斤量です。56kgで出走できるサートゥルナーリアに対してアーモンドアイも56kgの斤量を背負います。アーモンドアイが最高のパフォーマンスを発揮したジャパンカップは53kgでした。それ以降55kgのドバイターフ、56kgの安田記念ではパフォーマンスを落としていると見ることもできます。サートゥルナーリアと同斤量ではどうしても勝てるイメージが湧かないというのが私の印象となります。とはいえサートゥルナーリア以外の相手に負けるイメージも湧きません。2番手評価です。
これ以外の馬の評価が難しいのでサートゥルナーリアの単勝とサートゥルナーリア=アーモンドアイの馬連でいいかなと思っているのですが、他の馬も見てみましょう。
3番人気予想はワグネリアン。札幌記念からのローテーションです。サートゥルナーリアとアーモンドアイの争いに食い込むにはブラストワンピースとはもっときわどいレースをしてもらいたかったところ。東京2000mは舞台的には合いそうですので、その辺で展開もガッチリと噛み合えばもしかしたら上位進出もあるかも?
次にダノンプレミアム。前走の安田記念は大敗したもののマイルから2000mではなかなかの成績を残しています。勝つとしたら逃げもしくは好位からの抜け出しというパターンになりそうですが、アルアインとほぼ重なるイメージ、アエロリットがいるので逃げることはないかもしれません。川田騎手がどのように乗るのか興味がありますが、アエロリット、アルアインあたりとの兼ね合いが非常に難しい印象。
スワーヴリチャードは宝塚記念3着以来のレース。能力は相当なものを持っていると思いますが近走は馬券に絡むのがやっとというレースが続いています。上位2頭に食い込む可能性を最も秘めているのはこの馬だと思っているのですが、横山騎手がなかなか気まぐれロマンティックなので軸にはしづらく。。。
アルアイン、アエロリットに関してはダノンプレミアムの項で書いたように同型の兼ね合いが難しく、このメンバー相手に粘れるかどうか。アエロリットは1ハロン延長でこのメンバー相手ではさすがに厳しいか。。。
ウインブライトは東京競馬場ではキレ負けしてしまう。
ユーキャンスマイルはここにきて急上昇していると思います。前走新潟記念では後方からの追い込みを決めましたが、今回はこの競馬では確実に届かないため騎乗予定の岩田騎手がどのように乗るかは非常に興味があります。内枠を引いて中団で競馬ができるようであれば上位進出もありえる1頭。
とりあえず今回はここまでにします。これ以外にもマカヒキやケイアイノーテックがいますが、さすがに厳しいかな。。。というのが正直な感想です。すでに書きましたが、現時点ではサートゥルナーリアの単勝と、サートゥルナーリア=アーモンドアイの馬連です。あとは枠が決まってから考えることにしましょう。
競馬(と株)に関するブログです。馬券予想もさることながら、文化やスポーツとしての競馬という側面も大事にしていきたいと思います。最近は日本株関連の記事が多くなっています。ぜひブログ登録お願いいたします。最近は株についても書いていこうと思っています。 【追記】よろしければTwitterなどで拡散してもらえると飛んで喜びます。
【予想】菊花賞(GⅠ)
とうとう5大クラシックレースの最終戦である菊花賞がおこなわれます。今年は神戸新聞杯、セントライト記念それぞれの勝ち馬が不在、ダービー馬も不在、重賞勝ち馬も3頭という非常に混戦ムードが漂っています。その分、当たった時のリターンも大きくなるということで、面白いレースになりそうです。それでは予想です。
本命◎ヴェロックス。前走の神戸新聞杯ではサートゥルナーリアに負けましたがあれは別格なので仕方がありません。サートゥルナーリアを除けばパドックの雰囲気でもその他の馬たちを圧倒していましたし、今週の最終追い切りも非常に良く見えました。低調と言えるこのメンバーではさすがに力が1枚も2枚も抜けていると思います。3000mという距離は未知なのですが、ダービーの走りを見る限りスタミナもそれなりにあり、ハーツクライ系にモンズンという文字を見れば同世代の京都3000mなら十分です。馬場が荒れてもパワー兼備タイプに見えるので極端なものにならなければ大丈夫。川田騎手もここは落とせないと思っていることでしょう。
対抗〇シフルマン。かなり人気がないですが、血統を見ても調教を見てもこれまでのレースを見ても3000mという距離がプラスに働きそうな感じ。前走はあまりにスローペースに落としたがゆえのキレ負けであり度外視することができそう。逃げ馬不在の今回、前走唯一逃げているこの馬がミドルペースで逃げて波乱を演出するという算段です。松山騎手に期待。
単穴▲ワールドプレミア。ちょっと気難しい感じもあり未知数ですが潜在能力は高いと思います。その気難しさが良い方に出れば長距離にプラスに出ますし、悪い方に出れば嫌気を差してしまう懸念も。武騎手がどれだけ上手く乗れるか。
△ディバインフォース、メロディーレーンを除いた残りの13頭。全く絞れません笑。
相手を絞れなかった分、買い方を考えて、
3連単◎→〇→▲△、◎→▲△→〇で28点(計算ミスがなければ)。
シフルマン頭で来たら泣いてしまうので〇の単勝を少々。
こんな感じでいってみます。当たればかなり良い配当になりますねー。
【追記】シフルマン複勝でも結構つくのでこれも追加で
本命◎ヴェロックス。前走の神戸新聞杯ではサートゥルナーリアに負けましたがあれは別格なので仕方がありません。サートゥルナーリアを除けばパドックの雰囲気でもその他の馬たちを圧倒していましたし、今週の最終追い切りも非常に良く見えました。低調と言えるこのメンバーではさすがに力が1枚も2枚も抜けていると思います。3000mという距離は未知なのですが、ダービーの走りを見る限りスタミナもそれなりにあり、ハーツクライ系にモンズンという文字を見れば同世代の京都3000mなら十分です。馬場が荒れてもパワー兼備タイプに見えるので極端なものにならなければ大丈夫。川田騎手もここは落とせないと思っていることでしょう。
対抗〇シフルマン。かなり人気がないですが、血統を見ても調教を見てもこれまでのレースを見ても3000mという距離がプラスに働きそうな感じ。前走はあまりにスローペースに落としたがゆえのキレ負けであり度外視することができそう。逃げ馬不在の今回、前走唯一逃げているこの馬がミドルペースで逃げて波乱を演出するという算段です。松山騎手に期待。
単穴▲ワールドプレミア。ちょっと気難しい感じもあり未知数ですが潜在能力は高いと思います。その気難しさが良い方に出れば長距離にプラスに出ますし、悪い方に出れば嫌気を差してしまう懸念も。武騎手がどれだけ上手く乗れるか。
△ディバインフォース、メロディーレーンを除いた残りの13頭。全く絞れません笑。
相手を絞れなかった分、買い方を考えて、
3連単◎→〇→▲△、◎→▲△→〇で28点(計算ミスがなければ)。
シフルマン頭で来たら泣いてしまうので〇の単勝を少々。
こんな感じでいってみます。当たればかなり良い配当になりますねー。
【追記】シフルマン複勝でも結構つくのでこれも追加で
【予想】富士ステークス(GⅢ)
富士ステークスの予想でございます。
本命◎カテドラル。単純に、NHKマイルカップで同斤量でも0.1差だったアドマイヤマーズと3kgの斤量差になり、そのアドマイヤマーズが断然の1番人気であるならば、こちらが妙味たっぷりだろうという発想。前走の中京記念は稍重で凡走しているものの、それで人気を落としているようであればなお良しというポジティブシンキングからの本命です。
対抗〇アドマイヤマーズ。斤量の面で評価を下げたもののやはりこの馬は強いでしょう。共同通信杯で走ったダノンキングリーが古馬の1線級に完勝したことを考えれば、この馬もこのメンバーであれば楽々通用。斤量がネックになるものの小柄な馬でもないのでそこは無問題。馬券には絡んでくれそう。
単穴▲ロジクライ。調教は動いており、初戦から大丈夫そう。前目につける馬が多いのでその辺の兼ね合いが難しいものの、無理に行かずとも競馬はできるので武騎手の手腕に期待。
△レッドオルガ、アンノートル、レイエンダ、エメラルファイト、ノームコア。
クリノガウディーは基本的に好きな馬なのですが枠を嫌って今回はスルー。基本は◎からの馬連で、◎-〇は少しだけ厚く買う感じで行こうかなと思います。
本命◎カテドラル。単純に、NHKマイルカップで同斤量でも0.1差だったアドマイヤマーズと3kgの斤量差になり、そのアドマイヤマーズが断然の1番人気であるならば、こちらが妙味たっぷりだろうという発想。前走の中京記念は稍重で凡走しているものの、それで人気を落としているようであればなお良しというポジティブシンキングからの本命です。
対抗〇アドマイヤマーズ。斤量の面で評価を下げたもののやはりこの馬は強いでしょう。共同通信杯で走ったダノンキングリーが古馬の1線級に完勝したことを考えれば、この馬もこのメンバーであれば楽々通用。斤量がネックになるものの小柄な馬でもないのでそこは無問題。馬券には絡んでくれそう。
単穴▲ロジクライ。調教は動いており、初戦から大丈夫そう。前目につける馬が多いのでその辺の兼ね合いが難しいものの、無理に行かずとも競馬はできるので武騎手の手腕に期待。
△レッドオルガ、アンノートル、レイエンダ、エメラルファイト、ノームコア。
クリノガウディーは基本的に好きな馬なのですが枠を嫌って今回はスルー。基本は◎からの馬連で、◎-〇は少しだけ厚く買う感じで行こうかなと思います。
【予想】秋華賞(GⅠ)
東日本を中心に台風が来ておりますが、秋華賞の予想を簡単に書いておきます。
本命◎パッシングスルー。今回の秋華賞で考えるべきは皆さんも思っている通り道悪の馬場です。パッシングスルーは好位で競馬ができる器用さを持つとともに、ルーラーシップにクロフネとダートでも走れるような血統構成となっています。稍重の福島500万下で圧勝しているようにタフな馬場になることは相対的にプラスに働くかと思います。良馬場だったらどうかなーと紫苑ステークスの後に思っていたのですが、この状況であれば自身の軸馬です。
対抗〇クロノジェネシス。オークスからのぶっつけということで人気を落としていますが桜花賞、オークスと馬券に絡み、間違いなく世代トップクラスのポテンシャルを持っています。これまでは切れ味で勝負するような競馬を多くしてきましたが、バゴとクロフネという血統構成からもパワーも持ち合わせていておかしくありません。あまりポジションが後ろになると危ういですが、さすがに騎手もその辺は考えてくれるはずです。この人気で買えるのはかなりオイシイと思います。
単穴▲エスポワール。人気はしていますが前走の道悪での勝利が要因でしょう。降級制度がなくなり、1000万下勝ちの評価を下げるべきだと考えていますが、この馬は評価しました。半兄アドミラブルは無事にいっていれば今頃GⅠを複数は勝っているであろうと思わせるほどの馬ですし、エスポワールも着実に勝ち上がってきました。軸にはしたくないものの、未知の可能性に少し惹かれます。
△ビーチサンバ、カレンブーケドール、シャドウディーヴァ、シェーングランツ、フェアリーポルカ、サトノダムゼル、コントラチェック。
私にしては点数が多くなりますが◎〇の2頭軸で相手が▲△の3連単マルチでいきます。
ダノンファンタジー、シゲルピンクダイヤというそもそも距離不安がある馬は、馬場も考慮するとさらに評価を下げることになり、切りました。
なかなか難しい予想でしたが当たれば高配当、楽しみです。
本命◎パッシングスルー。今回の秋華賞で考えるべきは皆さんも思っている通り道悪の馬場です。パッシングスルーは好位で競馬ができる器用さを持つとともに、ルーラーシップにクロフネとダートでも走れるような血統構成となっています。稍重の福島500万下で圧勝しているようにタフな馬場になることは相対的にプラスに働くかと思います。良馬場だったらどうかなーと紫苑ステークスの後に思っていたのですが、この状況であれば自身の軸馬です。
対抗〇クロノジェネシス。オークスからのぶっつけということで人気を落としていますが桜花賞、オークスと馬券に絡み、間違いなく世代トップクラスのポテンシャルを持っています。これまでは切れ味で勝負するような競馬を多くしてきましたが、バゴとクロフネという血統構成からもパワーも持ち合わせていておかしくありません。あまりポジションが後ろになると危ういですが、さすがに騎手もその辺は考えてくれるはずです。この人気で買えるのはかなりオイシイと思います。
単穴▲エスポワール。人気はしていますが前走の道悪での勝利が要因でしょう。降級制度がなくなり、1000万下勝ちの評価を下げるべきだと考えていますが、この馬は評価しました。半兄アドミラブルは無事にいっていれば今頃GⅠを複数は勝っているであろうと思わせるほどの馬ですし、エスポワールも着実に勝ち上がってきました。軸にはしたくないものの、未知の可能性に少し惹かれます。
△ビーチサンバ、カレンブーケドール、シャドウディーヴァ、シェーングランツ、フェアリーポルカ、サトノダムゼル、コントラチェック。
私にしては点数が多くなりますが◎〇の2頭軸で相手が▲△の3連単マルチでいきます。
ダノンファンタジー、シゲルピンクダイヤというそもそも距離不安がある馬は、馬場も考慮するとさらに評価を下げることになり、切りました。
なかなか難しい予想でしたが当たれば高配当、楽しみです。
2019年凱旋門賞観戦記-エネイブル3連覇ならず-
2019年10月6日、フランス・華の都パリにあるロンシャン競馬場で凱旋門賞(GⅠ)がおこなわれました。1969年にスピードシンボリが日本馬として初めて参戦して以降、名実ともに世界最高峰のレースである凱旋門賞を制覇することは日本競馬関係者にとっての悲願となっており、その観戦を一生に一度はと思っている日本競馬ファンも多いことでしょう。私は縁あって現在パリに住むことができており、今回2019年の凱旋門賞を現地で観戦することが叶いました。当日に撮った写真などと合わせて、その様子を簡単に書き残しておこうと思います。
10月6日、当日の天候は午前中にしとしとと雨が降っていたものの午後にはあがり、レース自体は晴れの状態で迎えることができました。ロンシャン競馬場の開門が11時でしたが、下にあるように第1レースの発走が14時15分、あまり早く着いてもということで13時過ぎを目安に到着するように家を出ました。
ありがたいことにロンシャン競馬場まで1時間もかからないところに住んでいるので早めのお昼ご飯を食べて、前回のフォワ賞観戦時と同じポルトドートゥイユ経由でロンシャン競馬場に向かいます。今回は無料シャトルバスがちょうど良いタイミングで来たのでそれを使いました。
現地に着き、長い列に並んで門を入るとこの前のフォワ賞の時とは比べ物にならない観客の数に圧倒されました。着いたのは13時過ぎでしたが、この時点でかなりの人が入っていました。無類のビール好きの私はすぐにビールを買いにいき、持ち帰り可能なエコカップでビールをまず1杯。
騎馬隊の行進などで盛り上がりながらレースの開始を待ちます。
凱旋門賞は第4レースなので結構時間があります、少し馬券を買って外したりしながら、有名人いないかなーなんて探しながら待っていると(中野雷太アナウンサー、角居調教師、千鳥のノブさん、麒麟の川島さん、ナイツの土屋さん、吉田照哉さんなどなど発見!)、一人の老紳士に話しかけられました。彼はアイルランドから来たそうでエネイブルを熱心に応援していました(額を聞いても教えてくれないくらいの金額をかけていたようです。。。)。彼とは世間話やら競馬の話で意外なほど会話が盛り上がりました。やはりオルフェーヴルのことは知っており、通りかかった吉田照哉さんのことを「日本で一番有名なオーナーの一人だよ」と教えてあげたり、遠くの方で輪乗りする凱旋門賞出走予定馬を見て、「エネイブルを遠くから見て識別する方法は二つあるんだ。一つは顔の白い模様。もう一つは近くにジョン・ゴスデンがいるのさ」などとエネイブルの見分け方を教えてもらったりとぐだぐだ30分はしゃべっていたような気がします。
パドックに馬が出てくると彼と互いの幸運を祈って別れると、あまりの人だかりでパドックには近づけないため最後の直線を良い位置で見ようと馬場の方へ向かい、そこそこ良いポジションを確保、レースを待ちます。馬場に馬たちが出てくると観客のボルテージは最高潮です。
レースの結果は皆さんご存知の通りヴァルトガイストがエネイブルを差し切っての優勝。ゴール前の歓声もこれまた凄まじいものがありました。
馬券はエネイブルとマジカルの2頭軸で見事は外しましたが大興奮の凱旋門賞初体験でした。日本馬は3頭とも良いところはなく7着、11着、12着でしたが、これは今回の重い馬場も大いに影響があったと思います。参加しないことには勝ちはないのでこれからも日本馬の参戦を期待したいです。特に今回の凱旋門賞の上位入線馬は例外なくガリレオの血を持っており、日本でもガリレオの血を持っている有力馬が出てくることがあればいいなという気もしました。とはいえ日本の競馬は欧州の競馬とはまた異なる特性を持っており、間違いなく世界でもトップクラスの水準にはあるはずです。いつの日か日本馬が凱旋門賞を制覇することになるはずです。
ロンシャン競馬場は普段のGⅠ程度であればそこまで大混雑するようなこともありません。しかし凱旋門賞デーは別格ということでしょうか、凄まじい盛り上がりでした。今回でロンシャン競馬場は3回目の訪問でしたが、また一つ新しい面を見たような気がします。ぜひこの記事を読んだ皆さまも一度はロンシャン競馬場を訪れてほしいと思います。馬との距離も近く、本当に素晴らしい競馬場です。来年の凱旋門賞がすでに待ち遠しく、再びの観戦を心に誓いながら帰路についたのでした。
10月6日、当日の天候は午前中にしとしとと雨が降っていたものの午後にはあがり、レース自体は晴れの状態で迎えることができました。ロンシャン競馬場の開門が11時でしたが、下にあるように第1レースの発走が14時15分、あまり早く着いてもということで13時過ぎを目安に到着するように家を出ました。
ありがたいことにロンシャン競馬場まで1時間もかからないところに住んでいるので早めのお昼ご飯を食べて、前回のフォワ賞観戦時と同じポルトドートゥイユ経由でロンシャン競馬場に向かいます。今回は無料シャトルバスがちょうど良いタイミングで来たのでそれを使いました。
現地に着き、長い列に並んで門を入るとこの前のフォワ賞の時とは比べ物にならない観客の数に圧倒されました。着いたのは13時過ぎでしたが、この時点でかなりの人が入っていました。無類のビール好きの私はすぐにビールを買いにいき、持ち帰り可能なエコカップでビールをまず1杯。
騎馬隊の行進などで盛り上がりながらレースの開始を待ちます。
凱旋門賞は第4レースなので結構時間があります、少し馬券を買って外したりしながら、有名人いないかなーなんて探しながら待っていると(中野雷太アナウンサー、角居調教師、千鳥のノブさん、麒麟の川島さん、ナイツの土屋さん、吉田照哉さんなどなど発見!)、一人の老紳士に話しかけられました。彼はアイルランドから来たそうでエネイブルを熱心に応援していました(額を聞いても教えてくれないくらいの金額をかけていたようです。。。)。彼とは世間話やら競馬の話で意外なほど会話が盛り上がりました。やはりオルフェーヴルのことは知っており、通りかかった吉田照哉さんのことを「日本で一番有名なオーナーの一人だよ」と教えてあげたり、遠くの方で輪乗りする凱旋門賞出走予定馬を見て、「エネイブルを遠くから見て識別する方法は二つあるんだ。一つは顔の白い模様。もう一つは近くにジョン・ゴスデンがいるのさ」などとエネイブルの見分け方を教えてもらったりとぐだぐだ30分はしゃべっていたような気がします。
パドックに馬が出てくると彼と互いの幸運を祈って別れると、あまりの人だかりでパドックには近づけないため最後の直線を良い位置で見ようと馬場の方へ向かい、そこそこ良いポジションを確保、レースを待ちます。馬場に馬たちが出てくると観客のボルテージは最高潮です。
パドックに帰ってきてガッツポーズのブドー騎手
ロンシャン競馬場は普段のGⅠ程度であればそこまで大混雑するようなこともありません。しかし凱旋門賞デーは別格ということでしょうか、凄まじい盛り上がりでした。今回でロンシャン競馬場は3回目の訪問でしたが、また一つ新しい面を見たような気がします。ぜひこの記事を読んだ皆さまも一度はロンシャン競馬場を訪れてほしいと思います。馬との距離も近く、本当に素晴らしい競馬場です。来年の凱旋門賞がすでに待ち遠しく、再びの観戦を心に誓いながら帰路についたのでした。
【予想】凱旋門賞(GⅠ)
とうとう凱旋門賞前日ということになりまして、予想をしていきたいと思います。
本命◎エネイブル。どうにかならないもんかといろいろ考えたんですが、不利があったとしても3着を外すイメージは湧かず、仕方ないかなと。ここまで連勝を続けてきたということは包囲網やら不利やらがあっても負けなかったということ。3連覇はできないという呪いめいたものでしか否定できない存在です。過去にはシャンティイの重馬場でも凱旋門賞を勝っていて、いわゆる死角なしというやつです。
対抗〇マジカル。エネイブルは置いておけばこちらが大本命です。netkeibaの予想オッズでは13倍の6番人気となっていますが、さすがに馬券売りだしたらそんなことないとおもいます。本当にこんなに人気無いなら嬉しいところ。目下9レース連続で連対しており、近走負けたのはエネイブルとクリスタルオーシャンという今年の世界最強馬たちのみ。対エネイブル戦線の筆頭はこの馬です。
単穴▲ガイヤース。エネイブルを負かす可能性を秘めた1頭。前走初GⅠ制覇となったバーデン大賞を大楽勝。まだ未知の部分が大きく、前に行って完封するというシーンがないとは言えません。
△1ヴァルトガイスト。こちらもマジカル同様人気がありませんが欧州戦線でかなりの実力馬。ガイヤースを単穴にしましたが、馬券圏内に来そうという評価ではこちらが上。
△2ジャパン。人気しそうなので切りたいのですがクリスタルオーシャンに勝っているというその1点で入れます。
△3ブラストワンピース。日本馬では一番可能性があると思っています。エネイブルとマジカルに割って入ってもらいたい。
と馬券的にはここまで。買い方は
◎と〇2頭軸の3連単マルチで相手が▲△。24点。
それと▲→◎→〇、▲→◎→△1の3連単。2点。
さらに◎→〇→△1、◎→△1→〇の3連単。2点をダメ押し。
こんな感じでいきます。
それから私は現地のオッズでも馬券を買えるので、現地でブラストワンピースの単複は買おうかなと思っています。おそらく日本のオッズよりもはるかにつくと思います。単複10ユーロずつか、奮発して20ユーロずつくらいいくかもしれません。凱旋門賞までにもいくつかレースがあり、そこらへんで増やせたらいいなとも思っています。武豊騎手も当日は凱旋門賞を含めて5鞍騎乗予定だそうですよ。
本命◎エネイブル。どうにかならないもんかといろいろ考えたんですが、不利があったとしても3着を外すイメージは湧かず、仕方ないかなと。ここまで連勝を続けてきたということは包囲網やら不利やらがあっても負けなかったということ。3連覇はできないという呪いめいたものでしか否定できない存在です。過去にはシャンティイの重馬場でも凱旋門賞を勝っていて、いわゆる死角なしというやつです。
対抗〇マジカル。エネイブルは置いておけばこちらが大本命です。netkeibaの予想オッズでは13倍の6番人気となっていますが、さすがに馬券売りだしたらそんなことないとおもいます。本当にこんなに人気無いなら嬉しいところ。目下9レース連続で連対しており、近走負けたのはエネイブルとクリスタルオーシャンという今年の世界最強馬たちのみ。対エネイブル戦線の筆頭はこの馬です。
単穴▲ガイヤース。エネイブルを負かす可能性を秘めた1頭。前走初GⅠ制覇となったバーデン大賞を大楽勝。まだ未知の部分が大きく、前に行って完封するというシーンがないとは言えません。
△1ヴァルトガイスト。こちらもマジカル同様人気がありませんが欧州戦線でかなりの実力馬。ガイヤースを単穴にしましたが、馬券圏内に来そうという評価ではこちらが上。
△2ジャパン。人気しそうなので切りたいのですがクリスタルオーシャンに勝っているというその1点で入れます。
△3ブラストワンピース。日本馬では一番可能性があると思っています。エネイブルとマジカルに割って入ってもらいたい。
と馬券的にはここまで。買い方は
◎と〇2頭軸の3連単マルチで相手が▲△。24点。
それと▲→◎→〇、▲→◎→△1の3連単。2点。
さらに◎→〇→△1、◎→△1→〇の3連単。2点をダメ押し。
こんな感じでいきます。
それから私は現地のオッズでも馬券を買えるので、現地でブラストワンピースの単複は買おうかなと思っています。おそらく日本のオッズよりもはるかにつくと思います。単複10ユーロずつか、奮発して20ユーロずつくらいいくかもしれません。凱旋門賞までにもいくつかレースがあり、そこらへんで増やせたらいいなとも思っています。武豊騎手も当日は凱旋門賞を含めて5鞍騎乗予定だそうですよ。
【予想】京都大賞典(GⅡ)
今週少し荒れるとすればこのレースなのかなと思っています。頭数も多いですが、それだけではなく個人的な穴馬候補もいます。
本命◎グローリーヴェイズ。この馬も他の予想でも出てくる推している馬です。菊花賞でもそれなりの印を打ち(来ませんでしたが)、日経新春杯では本命にして馬券取った記憶があります。外枠に入ってしまいましたが調教を見ても仕上がりは悪くなく、確実に頭に来るぞという自信はないものの馬券圏内に来てくれればOK。
対抗〇ウラヌスチャーム。今回の目玉です。上位人気するということはないでしょう。まず府中牝馬ステークスなど限定戦もある中でなぜここを選択したのかということを考えなければなりません。ここ2戦は1800mの牝馬限定戦を使って2着4着とそれなりに好走していますが、通過順を見ると10番手以降とやや追走に苦労している感じがあります。この馬の3勝目4勝目を見れば、ローズステークス(1800m)を14番手追走からの上がり2位で5着と惜敗してからのもので、距離は2400m(3番手追走)、2200m(7、8番手追走)となっています。以上からわかるように、牡馬との混合戦とはいえ陣営は楽に追走できそうなここを選んだと考えてもいいでしょう。確かにメンバーは揃っていますが人気薄でいかにもという感じの大野騎手鞍上、開幕週の京都を好位追走して一発狙って欲しいものです。
単穴▲エアウィンザー。2400mという距離が初経験なものの、過去の成績を見て分かるように安定しており、距離さえこなせれば問題なく上位に来そうな1頭。脚質もあまり後ろすぎないのでいいかなと。
△ノーブルマーズ。地味だけどふとした時に走ります。日経新春杯で3着に来てくれたら嬉しかった😢
エタリオウ。一応抑えます。
ダンビュライト。調教はいつも通り良いのでちゃんと真面目に走れば圏内。
アルバート。久々なので切りかなと思っていましたが調教が思いのほか良い。
レノヴァール。前々走烏丸ステークスを評価。
ここまで抑えます。骨折明けのシルヴァンシャーですが過去のレースを見る限り速い上がりを使える走法ではなくここは間違いなく馬場が合わず距離不足。ステイヤーズステークスとかで見てみたいかな。
馬券は3連単マルチ◎と〇の2頭軸で相手が▲△。36点。
アルバート、レノヴァールあたりが相手に来てくれたらかなりの高配当です。
本命◎グローリーヴェイズ。この馬も他の予想でも出てくる推している馬です。菊花賞でもそれなりの印を打ち(来ませんでしたが)、日経新春杯では本命にして馬券取った記憶があります。外枠に入ってしまいましたが調教を見ても仕上がりは悪くなく、確実に頭に来るぞという自信はないものの馬券圏内に来てくれればOK。
対抗〇ウラヌスチャーム。今回の目玉です。上位人気するということはないでしょう。まず府中牝馬ステークスなど限定戦もある中でなぜここを選択したのかということを考えなければなりません。ここ2戦は1800mの牝馬限定戦を使って2着4着とそれなりに好走していますが、通過順を見ると10番手以降とやや追走に苦労している感じがあります。この馬の3勝目4勝目を見れば、ローズステークス(1800m)を14番手追走からの上がり2位で5着と惜敗してからのもので、距離は2400m(3番手追走)、2200m(7、8番手追走)となっています。以上からわかるように、牡馬との混合戦とはいえ陣営は楽に追走できそうなここを選んだと考えてもいいでしょう。確かにメンバーは揃っていますが人気薄でいかにもという感じの大野騎手鞍上、開幕週の京都を好位追走して一発狙って欲しいものです。
単穴▲エアウィンザー。2400mという距離が初経験なものの、過去の成績を見て分かるように安定しており、距離さえこなせれば問題なく上位に来そうな1頭。脚質もあまり後ろすぎないのでいいかなと。
△ノーブルマーズ。地味だけどふとした時に走ります。日経新春杯で3着に来てくれたら嬉しかった😢
エタリオウ。一応抑えます。
ダンビュライト。調教はいつも通り良いのでちゃんと真面目に走れば圏内。
アルバート。久々なので切りかなと思っていましたが調教が思いのほか良い。
レノヴァール。前々走烏丸ステークスを評価。
ここまで抑えます。骨折明けのシルヴァンシャーですが過去のレースを見る限り速い上がりを使える走法ではなくここは間違いなく馬場が合わず距離不足。ステイヤーズステークスとかで見てみたいかな。
馬券は3連単マルチ◎と〇の2頭軸で相手が▲△。36点。
アルバート、レノヴァールあたりが相手に来てくれたらかなりの高配当です。
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