【注目馬】ウルクラフト

 このウルクラフトという馬は新馬戦がなかなかいい内容での勝利だったため、千両賞と白梅賞で本命にしたのですが成績が振るわなかった馬です。今日の小倉7Rで久々に登場してきたわけですが、パドックを見てまだ立て直せてないのかなという判断で、ロードゼウスを本命にしてしまいました(こちらも一応そこそこ注目してます)。

 しかし、結果はウルクラフトが見事1着、ウルクラフトごめんなさい。しっかり立て直していました。1800mのレースで勝てたので、これからどのようなローテーションになるのかわかりませんが、秋華賞をぜひ目指して言って欲しいものです。切れる脚を使うタイプではありますが、先行してタフな脚を使う印象です。

【結果】キングジョージ6世&クイーンエリザベス2世ステークス(GⅠ)

 キングジョージ6世&クイーンエリザベス2世ステークスは、エネイブルが1着、2着にクリスタルオーシャン、3着ヴァルトガイストとなりました。牝馬ながら59kgを背負って手ごたえ的には上回っていたクリスタルオーシャンとのたたき合いを制したエネイブル、やはり並大抵の牝馬ではないなといった感想です。とはいえクリスタルオーシャンも相当強く、凱旋門賞での再戦でも見られるようであれば面白くなりそうです。3着にはヴァルトガイストが入りました。フランス馬のプライドをなんとか保ったというかたちです。日本から参戦したシュヴァルグランは6着。やはり馬場が堪えたでしょうか。

 馬券的にはクリスタルオーシャンを中心視と前回書いたように、クリスタルオーシャン→エネイブル→ヴァルトガイストという3連単、同じ3連複、クリスタルオーシャンとヴァルトガイストのワイドという3点を買いました。3連複とワイドが当たりプラスにはなりました。クリスタルオーシャンがエネイブルに競り勝ってくれていれば3連単も当たったのですが、かなり絞って買って当たったので良しとします。

 これで凱旋門賞3連覇のかかるエネイブル、さらに視界良好というところでしょうか。そのくらい強さを見せた一戦になりました。

キングジョージ6世&クイーンエリザベス2世ステークス(GⅠ)

 7月27日(土)、イギリスのアスコット競馬場でキングジョージ6世&クイーンエリザベス2世ステークスがおこなわれます。

 このレースはいわば欧州競馬上半期の総決算といった感じのレースで、過去にはリボー、ダンシングブレーヴ、ラムタラ、モンジュー、ニジンスキー、ガリレオ、、、、など錚々たる面々がその勝ち馬に名を連ねます。

 日本馬は1969年のスピードシンボリによる挑戦以降、5頭が参戦していますが2006年のハーツクライ3着が最高着順となっています。この年のハーツクライは恐ろしいほど強かったですが、それでも勝てませんでした。帯同馬の関係で寂しがっていたなんて話もありますけどね。

 今年はシュヴァルグランが参戦します。スタミナとパワーを兼備しており、適性としては今の日本競馬界随一ではないでしょうか。


 しかしながら相手関係がなかなか厳しいと言えます。
 
 第一に昨年の凱旋門賞連覇、BCターフを制覇し、前走は久々の復帰戦となったエクリプスステークスを勝ったエネイブル。
 
 第二にクリスタルオーシャン。3連勝中で前走は好メンバーのプリンスオブウェールズステークスを制しています。

 第三にヴァルトガイスト。現在のフランスではトップの実力馬と言ってよく、今年はガネー賞を制し、前走はプリンスオブウェールズステークス3着です。

 これ以外にも英ダービー馬アンソニーヴァンダイク、コロネーションカップを制しているデフォーなど良いメンバーが揃っています。

 とはいえシュヴァルグランもドバイシーマクラシック2着からの参戦、過去にはジャパンカップも制しています。実績で言えばこのメンバーに入ってもおかしくはなく、あとは適性があり、調子が整えばそれなりに善戦できそう。勝ちまでは、、、といった感じですが。


 キングジョージ6世&クイーンエリザベス2世ステークスは日本時間の7月27日23時40分発走です。JRAによる馬券発売があります。馬券的にはクリスタルオーシャンを中心視しようかなと考えております。

【気になるレース】中京2歳ステークス

 2019年7月20日(土)に中京2歳ステークスが中京競馬場でおこなわれます。このレースはOP特別ですが、去年の勝ち馬は朝日杯とNHKマイルの2つのGⅠを制しているアドマイヤマーズ、また開催時期が異なるため比較にはならないもののダイワスカーレットやメイショウサムソンなどの名馬も勝ち馬にその名を連ねています。

 とはいえ今年は登録馬の中に新馬勝ち馬が2頭と寂しいメンバー構成となっています。そのため新馬で負けた馬が3着以内に少なくとも1頭は絡んできます。どの馬がその候補になりうるのかを見分けることが非常に大切になってきそうです。

 正直パドックを見て判断したいところなのですが、現時点での印は以下の通りです。

 

本命◎ヤマニンエルモサ。ラインベックが血統面から断然の人気を集めそうな感じなのでこちらを上に取ります。新馬戦の勝ちタイムもラインベックを2秒上回っています。特にこちらは重馬場だったことを考えると、新馬戦の勝ち時計があてにならないことを考慮しても十分な買い材料でしょう。

 対抗〇フォギーショコラ。こちらは中京1600mの持ちタイムがヤマニンエルモサと並んでトップ。新馬戦ではラインベックに大きく負けているものの、前走の未勝利戦では大きな不利がありつつも4着でこのタイム。騎手で人気はなさそうですが十分馬券圏内ありそう。

 単穴▲ラインベックディープインパクトとアパパネという三冠馬同士の配合。その血統背景もあって人気を集めそうです。このメンバーであればあっさり買ってしまいそうですが、この類の人気馬はあまり買いたくありません。飛んでくれたらこの頭数でもそこそこつきそう。

 あとはパドックを見てでしょうか。当日の馬場も気になるところです。ハッピーオーラが1600mの持ち時計では最速です。馬場が悪くなれば不良馬場で勝ち上がりのアサケエースも面白そうですね。

【結果】函館記念(GⅢ)

 函館記念の結果です。勝ったのは田中勝春騎手のマイスタイル、2着にマイネルファンロン、3着にステイフーリッシュが入りました。結果的にはいったいった、前残りになりました。前が有利かなとは思ったもののマイスタイルに重い印を打てなかった時点でダメ予想でした。本命のマイネルファンロンが2着に来たものの、対抗メートルダールが7着、想定ではもう少しだけ前で競馬してくれるかなと踏んでいましたが。。。という感じです。2頭軸だったので外れ。エアスピネルはやはり久々が厳しかったでしょうか。

 本命にしたマイネルファンロンは2着で賞金が加算できた点は非常に良かったと思います。秋に向けて夏競馬で一つは重賞を勝てるようであればGⅠにも出走できるでしょうし、積極的に大きい舞台を狙っていってほしいですね。

勝ったマイスタイルは早い時期からそれなりに成績を残してきましたが、ここに来てようやく重賞初制覇となりました。こちらも秋はGⅠに出てきて欲しいですね。過去にはダービー4着もある馬ですので、大きい舞台でも条件がかみ合えばという感じです。

函館記念(GⅢ)

 2019年7月14日(日)、函館競馬場で函館記念(GⅢ)がおこなわれます。ハンデ戦ということもあり人気は割れ気味、難解な一戦になりそうです。予想も難しかったです。

 本命◎マイネルファンロン。この馬はもともと3歳時から素質を買っていた馬です。勝ち味に遅いところがあるためオープンに上がってくるまで時間がかかりましたが、ようやく重賞の舞台に戻ってきました。前走は皐月賞以来の二桁着順でしたが、追い込み馬が上位を席巻したことを考えれば度外視してもいいはずです。マイネルファンロンはステイゴールドにロージズインメイの肌で力の要る馬場もこなせる血統背景ですし、重や稍重の好走歴もあるので函館の芝も悪くないと思います。鞍上丹内騎手はそこまで信頼していませんが、地元函館でいいところを見せてほしいものです。54kgというハンデも想定通りですし、枠も真ん中あたりで悪くなく、それなりの位置で競馬をしてもらえれば結果もついてくるでしょう。

 対抗〇メートルダール。近2走は結果が出ていないものの、GⅠ級の金鯱賞と究極の上がりを要求される新潟大賞典であれば悲観する必要はなし。重賞制覇歴もあり、このメンバーであればエアスピネルを抜けばトップクラスの実力馬。そのエアスピネルが長期休養明けで重い印を打てないのであればこの馬の出番となります。57kgというハンデもステイフーリッシュとスズカデヴィアスに比べれば0.5kg恵まれた印象。ここでも好勝負してくれそうです。

 単穴▲エアスピネル。実力からすれば明らかに抜けた存在ですが長期休養明け、絶対の信頼は置けないでしょう。それでもある程度の調子で出られれば58kgでもこのメンバーでは負けていられないところ。ここは単穴評価にしておきます。

 とこんな感じの評価ですが、買い方は相手を決めきれないので◎〇の2頭軸3連複で総流しにしたいと思います。人気も割れてるハンデ戦、どの馬が来てもそこそこの配当になりそうなので期待です。

ブルトガング予後不良

 今年の桜花賞馬グランアレグリアの弟であるブルトガング(牡馬2歳、手塚厩舎)が放牧先のノーザンファーム天栄(福島県)で安楽死処分となりました。馬房の中で立ち上がれなくなったため、ノーザンファームの獣医師によると頸椎狭窄による腰萎の可能性が高いということでした。

 ブルトガングは新馬戦を圧勝していて、その血統背景からも活躍が期待されていましたが残念な結果となってしまいました。競走馬の予後不良から安楽死というニュースは年に幾度かありますが、腰萎でこのような若駒が命を落とすケースはそこまで多いものではないと思います。

 競走馬に関して、「簡単に予後不良にして殺すな」というような意見が見られることがあるのですが、もちろん馬主さんも獣医師さんもできることならその馬を助けてあげたいわけです。ですが、競走馬は歩くことができなくなると最終的にはどうしても苦しみながら死ぬことになります。4本の脚で立つことができなくなればそれを庇う他の脚に血行障害が出て、様々な障害が出ます。蹄葉炎などが良く聞くものですね。さらに人間であれば骨折しても寝転がって治療できますが、馬の場合長時間寝ていると下になった皮膚が血行障害を起こし壊死することになります。そのため今回のブルトガングのように立ち上がれなくなると体が壊死していくのを待つ状態になるのです。

 このような死は競馬というスポーツがおこなわれる以上避けられないものですが、なるべくそれが少なくなるように皆さん最大限の努力をしているものと思います。科学・医療の発展とともにこうした事態ができるだけ無くなるように祈っています。

ニートの割安優良株発見術

興味がある方がいるかどうかという問題はあるのですが、私の銘柄選びの方法を簡単にまとめてみますので、一つの参考になれば幸いです。具体的な方法論に入る前に、私の投資スタンスを一言で説明しておきますと、第一に資産を減らさず、第二に資産を増やすというものです。こうしたことを言っている人は...