ニートの割安優良株発見術

興味がある方がいるかどうかという問題はあるのですが、私の銘柄選びの方法を簡単にまとめてみますので、一つの参考になれば幸いです。具体的な方法論に入る前に、私の投資スタンスを一言で説明しておきますと、第一に資産を減らさず、第二に資産を増やすというものです。こうしたことを言っている人はすでにいるかと思いますが、100万円の資産から50万円増やすには50%の利益を出せば達成できますが、一度資産を50万円に減らしてしまうと50万円の利益を出すためには資産に対して100%の利益を出さなければなりません。つまり資産を減らさないで利益を出していくことが資産を増やしていくためには重要ということです。そうした私のスタンスからの帰結として、銘柄選びは割安で下値が小さい銘柄が中心になります。とはいえ割安というだけでは利益が出ません。その辺も含めて簡単にですが説明していきますね。

①PERの低い銘柄に絞る
 銘柄選びの第一歩として、PERの低い銘柄を選びます。PERとはPrice Earnings Ratio、株価収益率などと訳される指標です。株価を一株当たりの純利益(EPS)で割って算出される数字です。この数字が小さいほど割安とされるものです。割安株を探すためにはこの指標は避けて通れないものだと思います。業種によってPERの水準は異なりますが、基本的には10倍を切っていれば御の字です。銘柄によってですが20倍くらいまでは候補にしてます。

②業績が良く、EPS(一株当たりの純利益)の高いものを選ぶ
 ①でPERという指標を出しましたが、これだけでは不十分です。なぜならPERが株価に左右されるものなので、利益が出ていない銘柄でも株価が低ければPERは低く出ます。こうした銘柄は割安というよりも、利益が出ていないという理由から株価が低いまま放置されている銘柄と考えることができます。そのため保有していても上がる可能性は高くないと私は考えます。業績が好調で、EPSが高い銘柄(高いというのは想定的なものですが、例えば1000円くらいの銘柄でEPSが150や200もあれば相当私の中で買いたい銘柄ランキングの上位に入ってきます)であれば、すぐにとは言えなくても、いずれ株価が上昇してくる可能性が十分にあります。

③自己資本比率のチェック
 ②までの作業が私の銘柄選びの主軸なのですが、最後に自己資本比率のチェックをした方がいいなとようやく私は学びました。自己資本比率は、要は会社の安全性を測る指標と言ってもよく、極端に低ければ借入金などが多く資金繰りが厳しい状況にあると考えられます。もちろん業種などによるのですが(例えばメガバンクはMUFJもSMBCも5%を切っています)、特殊な場合を除けば私は30%を下回ってる企業は警戒をします。50%あれば安心かなという感じです。このチェックを見落としていたがゆえにMSワラントによる増資でガッツリ株価が下がった経験があります。長期投資をする場合にも倒産リスクを避けられると思うので、かならずチェックした方がいいと思います。

こんな感じで私は割安でそこから極端に下がる懸念がなく、上昇余地の大きい銘柄を探すようにしています。最近の成果としてはテクノホライゾン(6629)が筆頭で、現在ダブルバガー、もっと上も期待しています。この銘柄は2月頭の段階で700円台でしたが予想EPSは130くらいはあったでしょうか。もちろんこんな風に上手くいくことばかりではないでしょうが、確率を高めていけたらと思います。さらにこれ以外にも以上のような方法で選んだ銘柄をいくつか仕込んであるので、これからどうなるのか楽しみです。もちろん「このやり方がただ一つの正解だ!」みたいなことを言うつもりはありません。投資の方法は人それぞれです。ただ自身のスタイルを確立する際に一つの参考になれば嬉しいなと思っています。

[追記]基本的には紙の四季報を私は使っていますが、株探やみんかぶのようなものも見ています。ネット上の方がPERなどでのスクリーニングは簡単かもしれません。紙の四季報のいいところは一度に視野に入る情報量が多い点ですかね。四季報が出るたびになるべく時間の許す限り多くの銘柄を見るようにはしています。ニートなので時間は無限のはずなのですが笑。



最近のワクチン接種の話題などに関連して思ったこと

 最近のワクチン接種などに関連して、「ワクチン接種が遅い!」とか、今日で言えば朝日・毎日の予防接種システムに関する不正行為をまじえた記事などを見て感じたことは月並みに日本と欧米(少なくとも私のよく知るフランス)との違い、大きく風呂敷を広げれば「文明」の違いなのかもしれない。

 長々と書くつもりもないので簡潔に言うと、建物をその都度建て直す日本と、建物を壊すことなく継ぎ接ぎ継ぎ接ぎで修理しながら使っていくフランスとの違いである。今回日本ではワクチン接種のシステムが始動し、様々な問題点が示され、朝日・毎日問題でも予防接種のシステムの脆弱性が不正行為によって(この点は問題だと思うが今回は問わない)明らかになった。
 そもそもシステムとは本来的に完璧ではありえず、その都度問題があれば改善していくものである。しかし、おそらく最初から100点のものを求め、使い終わればそれを取り壊して作り直す日本的精神にはそりが合わないのだろう。一方で、修繕によってその都度その都度改善する(悪く言えば根本的な問題を解決しようとはしない)フランス的な精神とこれは親和性が高いように思う。一度作った憲法を金科玉条のごとく使い続ける日本と、折に触れてそれを改正するフランスとの違いと大きく言ってみる。さらには日本で慢性的にプログラマーが不足しているのも、一因にはこういう精神的風土があるのではないかとお風呂で思いついた次第である。
 日本は国民の持つ几帳面さや遵法精神などにより、かなりの程度新型コロナウイルスの感染爆発を抑えてきたが、それがワクチン接種の段になって良くない方向に働いているのではないかというのが私の懸念である。とにかく今の日本の新型コロナウイルスに関する最優先課題は「大量にワクチンを打つこと」、これ以外は些事である。システムなど走りながら改良していけばいいわけで、とにかく迅速にワクチン接種を進める以外にこの悪夢を抜け出す方法は現時点で存在しないわけである。それには挙国一致、国民が一団となって一つの方向に進むことが重要であることはいうまでもない。お風呂で考えていたことの発露がなかったため殴り書きしたものゆえ、「あっそ」くらいに思ってくれたら幸いです。

【感想】亀田俊和著「観応の擾乱:室町幕府を二つに裂いた足利尊氏・直義兄弟の戦い」、中央公論新社、2017年。

 久々に良書に巡り合ったので簡単に感想文を書いてみました。10分くらいで殴り書きしたものなので誤字脱字、主語述語おかしくなってたらごめんなさい。

 具体的な内容に関しては日本史学の素人であるため立ち入らない。この本で貫かれている姿勢が素晴らしいと感じたためそれについて少々書いてみよう。本書で貫かれているのは「歴史学」である。著者はあくまでも一次史料に立脚しながら状況証拠的に論を組み立てる非常に歴史学的な方法を取っている。専門書でなく新書であるがゆえに脚注などはついていないものの、史料名が文末に括弧で示されるなど丁寧な記述が目につく。そのため「これがよく一般書として大ヒットしたなー」と素直に思ってしまった。全くこの時代の知識がない読者にとってはなかなか難しい内容になっているのではないだろうか。とはいえ私は本書を「歴史を学ぶ学部生必読の書」とすべきだと感じた。著者はあとがきにて観応の擾乱については本書が今後必読文献になれば(252頁)、と書いているが、日本史に限らず歴史学部の学生にとって学ぶべき歴史学的姿勢を本書から得ることができるはずだ。もちろん「筆者の想像であるが、、、」(111頁)と一歩踏み出す箇所も見受けられるが、これは新書という特性を十分に活かした良い記述だと感じた。

 さらに本書は「日本中世政治史の枠組みを作った巨人」(9頁)佐藤進一の論への反論でもあるが、これもまた非常に歴史学的な姿勢である。定説への挑戦を繰り返し歴史学は進展していく。また私の個人的な見解であり、日本史学においてこのようなことが言えるかどうかはわからないが(佐藤進一氏も名前を知っている程度でその業績については全くカバーできていない)、戦前・戦後期の歴史学は西洋においても(おそらく日本においても)多かれ少なかれ「目的論的」な姿勢が見受けられるように思われる。筆者が批判的に検討する、一方的裁許よりも理非糾明を上位に置き、それを進歩と結びつける日本中世研究者に見られる姿勢もまたこうした「目的論的」な立場、言い換えれば進歩史観と言えよう。こうした姿勢の見直しは少なくとも西洋の歴史研究においても20世紀後半からは進んでおり、一例を挙げるのであればフランス革命史のフランソワ・フュレなど代表的である。

 つらつらと書いてしまったが、間違いなく良書であり、歴史に興味のある読者であれば購入しても間違いないだろう。歴史学を志す大学学部生であれば尚更ぜひ読んで欲しい。

なぜ「基本を習得すること」が大切なのか

なぜ「基本を習得すること」が大切なのか。日々なんとなく考えていたことを文章化してみようと思い立ったので書いてみました。つらつら適当に書いたので誤字脱字チェックしてません、ごめんなさい。

 基本を習得することとは。私にとってこれは受験を例にとると最も理解しやすかったので、大学受験で見てみましょう。
 私は大学受験のスペシャリストでもなんでもないのですが、アルバイトで受験生を教えたりすることがありました。その際、生徒たちは「どのくらい勉強したら○○に受かりますか?」としばしば質問してきます。私は「そんなのはわからないけどね、基本的なことをしっかりと身につけたら東大だってどこだって受かるよ」と言います。生徒たちは「そんなわけないじゃん笑」となるわけですが、これ「基本を習得すること」を根本的に間違って理解しているためと思われます。
 「基本を習得する」ということは「簡単なことを暗記する」ことではありません。基本は簡単なことではなく本質につながる重要な事柄であり、習得するということは血肉にすることです。血肉にするとは、受験で言えばとどのつまり「呼吸をするようにその知識を運用できる」ということになります。
 より具体的に受験に即して考えてみましょう。基本とは英単語であり、英文法であり、漢字であり、因数分解であり、つまりは「高校までに習うとされていること全て」です。習得するとは、これらの知識を「なんとなく暗記して覚えている」のではなく、「えーっと、あれは。。。」なんて考える間もなく「使いこなせる」ことです。
 受験において、この「基本を習得すること」が最も難しいと言っていいでしょう。現実としてほとんどの生徒は「基本を習得する」ことができていません。東大に受かる学生でさえ100%ではありませんが、彼らはそれをかなりの度合いでものにしています。基本をだいたい習得することができれば、あとはそれを組み合わせて運用する練習を繰り返せばいわゆる難関大学の出す試験問題に解答することができます。これはそこまでしんどい作業ではありません。もう一度言いますが「基本を習得すること」が最も難しいのです。
 ここまで受験を例にしてきましたが、他のだいたいのことにこれは当てはまるのではないでしょうか。野球であれば打って、捕って、投げて、走ること。ピアノであれば、楽譜をよむこと、正確に音を出すこと(音楽詳しくないので違ったらごめんなさい)、プログラマーであれば、プログラム言語を「習得すること」。要は「職人になる」ということだと私は思っています。頑張って習得して感覚で、つまり呼吸をするようにそれを行えるようになること、これこそが「基本を習得すること」ではないでしょうか。当然、野球でもピアノでもプログラミングでも、そうした作業の先には「才能」がものをいう段階が来るのでしょうが、あるところまでは着実に基本を習得すれば確実にいけるはずです。
 受験に戻れば、これには絶え間ない努力が必要になります。努力の尺度は「何時間やったか」ではなく「習得できたかどうか」です。もちろんそこに到達するために必要な時間は個人さがあるでしょうが、基本を習得した人間は間違いなく時間をかけて努力をしています(それを努力とも思わないという才能もあります)。私個人の見解としては、「勉強してるのに点数が伸びない」という生徒は、圧倒的に努力が足りていません。まずは何度も何度も暗記を繰り返し、それが血肉となり自由自在に使いこなせるまで、何度も何度も、来る日も来る日も繰り返してやっていかなければなりません。「受験勉強は世間に出て役に立たない」と言われますが、内容として役に立たなくても、方法論としては間違いなく役に立つはずです、とはいえ「勉強」という領域でその努力をすることが不得意な人間がいるのは当然です。スポーツでも、芸術でも、はたまたモノづくりでも、自身が基本を習得するために努力できる領域を見つけることが大切なのでしょう。その場合でも「基本を習得すること」が大切だということは言うまでもありません。


オプトラン6235

オプトラン

[ポイント]
光学薄膜という技術を持つ企業。詳しくは理解できていませんが、5GやIoT分野などで重要になる技術であるということ。業績の下方修正などもあり、年初来高値よりもまだ1000円ほど安く出遅れている感があります。すでに大幅な設備投資を終えているようで、これから長期的に利益を拡大していく可能性は十分であると考えます。

日本鋳造 再び

日本鋳造に関してはこちら
https://caesarion-france.blogspot.com/2020/09/5609.html
で結構前に書きました。その後、出来高を減らし株価を下げたため監視中でしたが、本日15時に発表された決算で、従来予想よりも経常利益が38%プラスとなりました。
これによって、株価に変動があるかと思います。この銘柄の場合は内容よりも知名度や派手さの無い業務内容がネックだと考えているので、これを機にまだ注目が集まればあっさりと上を目指す展開もあるはずです。
特に前の記事でも見たように、コバルトフリーゼロ熱膨張合金はなかなかの材料であり、株価もかなりの割安水準ですので、面白いかもしれません。


ヴィスコ・テクノロジーズ(6698)

ヴィスコ・テクノロジーズ

【ポイント】
生産ライン向けの画像処理検査装置一本で戦う企業。時価総額60億円ほどと上昇の余地を大きく残しつつも、近々の業績も上々。自己資本比率も70%近くあり堅実な経営。5G関連の需要も取り込んでいるということで期待が持てると思います。ここ二日大きめに上げているので一旦調整して、上を目指してくれるのではないかと期待しています。上場以来右肩下がりのチャートでしたが、コロナを経てどう動いてくるでしょうか。



ようやくリバーエレテック上昇

株についてツイートとブログを始めて最初に書いた銘柄であるリバーエレテック(6666)が一時ストップ高に触れる+135円となりました。年初来高値を更新です。結構自信を持ってホールドしていた銘柄なので素直に嬉しいです。

この銘柄に関してはポイントが3つあると思っていまして、①業績が改善されたこと②5G関連の期待③iPhoneに関するニュースに敏感に反応する場合がある、この3点です。今回は①②がそもそもあったなか、iPhone12の発表イベントの開催予告が株価上昇を後押ししたのではないかと思っています(正しいかどうかはわかりません、個人の見解です)。

リバーエレテックには、まだ2つ(見方によっては1つ)の切り札が隠れていると思っています。それは業績の上方修正と復配です。四季報では「会社計画は保守的」、「復配か」とも書かれており、期待はあります。

とはいえここまでじっくりと上げてきたなかでの本日の急上昇。少々不安にはなります。しかしながら、業績があっての上げですので、少なくとも次の決算まではいい調子でいってくれるのではないかなと妄想しております。少しの利確は入れるかもしれませんが、しっかりホールドもしていきたいところです。押し目もあると思うので、その辺も悩ましいですね。


フィックスターズ

フィックスターズ

【ポイント】
物理的な拡大に限界を迎えているスーパーコンピュータをはるかにしのぐ性能を誇る量子コンピュータ。かつては夢物語とされていたものが、とうとう現実のものになりつつあります。量子コンピュータには大きく分けて量子ゲート方式と量子アニーリング方式の2つがあるとされ、フィックスターズはアニーリング方式量子コンピュータを牽引するD-Wave社と早くから提携しており、日本における量子コンピュータ銘柄で名前が上がります。これからの世界を担う技術に近い企業として、監視をしておきたい銘柄だと思っています。


長大 9624

長大

【ポイント】
建築コンサルの大手で、特に長大橋で世界的に強い企業。近年の日本では台風などの自然災害が多く発生しているため国土強靭化が叫ばれており、しばしば長大の名前が上がっています。最近では量子コンピュータを活用した最適配電網作成に関する特許取得のニュースも記憶に新しいところ。さらに言えば、政府主導のスーパーシティ構想にも参画しており、公共性の高さも信頼感につながる。業績・配当の上方修正もあり底値を切り上げながらも、現在は調整をしている印象。これからの日本にとって必要な企業であり、まだまだ上を目指せる銘柄だと思っています。配当利回りも高いことから長期保有で株価上昇を目指せる銘柄です。


フライトホールディングス 3753

フライトホールディングス

【ポイント】
菅政権のデジタル庁構想を受けて、ITbookホールディングスなどを中心としてマイナンバー関連株に注目が集まりましたが、フライトホールディングスもまたマイナンバー関連銘柄の一角です。とはいえそこまで急激な上げではなく、着実に株価を上げている印象です。本日9月30日は-32円と調整しました。ここで一息押し目が到来するかもしれません。個人的にはこことリバーエレテックで迷い、リバーエレテックを多めに買ってしまいましたが、結果的にはフライトホールディングスを先に買うべきでした。ここの売りは、マイナンバーカードに対応した次世代型のマルチ決済装置です。正直な話、ITbookと比較してこちらは間違いなくマイナンバーカードの普及が売り上げに直結してきます。まだ割安だと思っているので、1200円くらいは目指してくれるといいなという感じです。押し目にちょこちょこインしていきたい銘柄です。


JFEホールディングス 5411

JFEホールディングス

【ポイント】
粗鉄生産国内2位のJFEスチールが中核。鉄鋼業はまだまだ低迷しており、それも継続するかもしれませんが、いずれ上がってくる業界。どこで鉄鋼業界が上向くか、これは見極めが必要かと思います。JFEに関して言えば、ここのところはある程度分かりやすいボックス相場を継続中。今日の時点でボリンジャーバンドの-2σにタッチして反発開始とも見られる動き。短期・長期どちらでも面白いかもしれません。ただし自己責任でよろしくお願いいたします。


プレシジョン・システム・サイエンス(PSS) 7707

プレシジョン・システム・サイエンス(PSS)

【ポイント】
今回のコロナ騒動で最も化けた株の一つと言ってもいいでしょう。400円程度から3000円近くまで値を上げました。そこから今は1300円半ばまで下げています。ここは何といっても全自動のPCR装置が売りです。四季報では飛躍期、一気呵成と強気な文言が並んでいます。一時の勢いを失っているようにも見えますが、世界を見渡せば新型コロナウイルス感染者数はどんどんと増加幅を広げており、特にヨーロッパではいわゆる第二波真っ只中です(私もそこにいます、笑えない笑)。インドなどでも感染拡大はとどまることを知らない状況です。そしてこれから北半球では冬を迎え、さらなる感染拡大に各国政府は神経をとがらせています。もちろん感染が拡大しないことを望む一方で、そこにはPSSが活躍する余地が存在しているということ。間違いなく来ている新型コロナウイルスのさらなる拡大に備えるうえでも、PSSにまた人々の注目は集まるでしょう。今の下げの底を見極めてインできれば大きな利益を手にできるでしょう。


DDS 3782

DDS

【ポイント】
こちらは生体認証技術を売りとしている会社で、テレワークの拡大を追い風に黒字復帰とのこと。パスワードなどのセキュリティが問題になっている昨今、生体認証による端末管理は間違いなく普及・拡大すると見ています。DDSはまだ大きな企業でなく、拡大の余地を残しておりますが、時代を味方につけて欲しいと思います。2017年3月に1200円台をつけてから株価は長らく低迷していますが、そろそろ上昇気流に乗ってもいいはずです。


リバーエレテックついに始動!

私のこのブログで最初に期待の銘柄として取り上げていたリバーエレテックですが、今日は45円高となりようやく上昇体制に入ったと思われます。
チャートを見ても明らかに上に抜け、出来高も以前よりも増えており、大きな期待が持てます。
おそらく四季報の内容が良かったため、4連休で四季報を読んだ投資家たちの資金が流入したのでしょう。加えて今日の日経平均はNYダウの下げをものともせず、13円の下げでこらえています。これで地合いが良くなり、5G関連の思惑も絡んでくれば、大幅な株価の上昇も見込めるのではないでしょうか。今日は資金の余裕が少なかったので少しだけ買い増しました。


ITbookホールディングスについて

ITbookについて思っていることを少々。

こちらはマイナンバー関連の銘柄として第一に名前が挙がってくる株でして、菅総理誕生とともに立ち上がったデジタル庁構想の思惑に乗って株価を上げてきています。

しかしSBI証券で見ると実績PBRは6倍超と高め、予想PERは400倍超とかなり高く出ています。もちろん規模の小さめなマザーズ株ですのでこのくらいのことはあると思うのですが、少々冷静になってもいいのかなという印象を持っています。もちろんこのまま上げて1000円を目指し、その上もなんて展開も否定はしないのでリスクを取って狙うという人がいるのも理解できるのですが。。。

この会社は国策銘柄などと言われ、確かに国や自治体の事業を請け負ったり、日本財団と絡んだりいろいろと先々楽しみです。これについては調べればいくつも出てくると思います。マイナンバー、地方創生、防災、スーパーシティ構想など思惑たっぷりです。とはいえ現段階ではそれがそこまで利益に結びついていないのも事実だと思います。

個人的にはこのフィーバーが落ち着いたときにまた買いたいなと考えています。

この記事ではあくまでもITbookを買うななんてことが言いたいわけではありません。少し冷静さを持ち、リスクヘッジをしながら付き合うのがいいのではないか、そう感じたので書きました。特に前回の急騰時は空売り機関に売り込まれて苦杯をなめた人も少なからずいたわけです。もちろん株価が上がって現在のホルダーが皆ハッピーになるに越したことはありません。株式投資は自己責任で。



(予想)ローズステークス(GII)

最近株の方でブログ再開したので、競馬も久々に書いてみようかなと思いました。

ローズステークスですが、今年は中京2000mにて代替なのでこのレースに関する過去データは完全無視でいいでしょう。


◎クラヴァシュドール

オークスの大敗と調整?で人気を落としていますが、ここに入れは一枚上の実績。先週勝ったマルターズディオサと互角、かつサリオスと0.2差の競馬は立派。桜花賞の上位3頭は結果から見れば強かったわけですし、4着のこの馬も距離が2000mに短縮してパフォーマンスはアップ。


〇フィオリキアリ

毎年のことながら古馬との1000万下を突破してきた馬は少なくとも秋の同世代トライアルでは勝負になるの法則。フアナが500万下を勝っただけであの人気であれば迷わずにこっちを選択。負かしたポンオムトゥックも将来的には重賞を狙えると思っている馬。桜花賞では今回のメンバー中クラヴァシュドールに次ぐ成績で、マルターズディオサにも先着。内枠からすんなりと好位追走は穴の出るパターン。


▲デゼル

人気先行タイプな気もするが、筋の通った血統にスイートピーステークスの勝ちが印象的。この時2着だったスマートリアンは紫苑ステークスで本命にしたものの直線どん詰まりで終了。すんなり行けていれば馬券圏内をうかがう勢いだっただけに、その馬をあっさり負かしたこの馬もポテンシャル脅威。


△リアアメリア、フアナ、シャムロックヒル

リアアメリアは人気になっていますが、オークス4着は立派ですし、勝たれても仕方ない。

フアナは人気先行で切りたいのですが、優秀な母系からの前走馬体を大幅に増やしての勝利。コワイはコワイ。

シャムロックヒルは大穴。この馬は前走の500万下のパドックであまりに目を引いたので馬券を買って当てた記憶があります。非常に均整のとれた馬体で私の好み。力が通用するのかわかりませんが、この人気であれば狙いたくなります。


注リリーピュアハート、ウーマンズハート

この2頭はパドック次第で買い足してもいいかも。


という感じです。

上位評価2頭からの3連単マルチですかねー。それかもう少し買い方を考えるか。フォーメーションなんかにしてもいいかもしれません。お好みで。


リバーエレテックについて

9月18日(金)、リバーエレテックは22円高の723円で取引を終えています。上昇の主な要因は、私自身の目で確認していませんが、四季報秋号でにこちゃんマークがついたり、営業利益増益率ランキングで上位に来たりしたようで(皆さん各自でご確認ください。四季報秋号のリンクを下に貼ってあるのでぜひ購入を)、その辺みたいですね。4連休前の金曜日ということでしたが日経平均も微増、私の監視銘柄は全体的に上げが多かった印象。

自己株処分が発表されていますが、そこまで影響は出ないと思います(願望)。復配か、なんていうふうにも書かれていますので、しばらくは上げ基調かな?と睨んでいます。連休明けには資金も戻ってきていい感じかもしれません。とりあえず800を目指して欲しい展開です。


ビジョン 9416

ビジョン

Yahoo!ファイナンス

みんかぶ


【ポイント】

グローバルWiFi事業、情報通信サービス事業、旅行関連事業の3つを柱として掲げる企業。訪日外国人や日本国外への渡航者を対象としていたグローバルWiFi事業は不調なものの、四季報によれば在宅ワークの激増によりWiFiルーターのレンタルとオフィス電話応対の代行の相乗効果を狙うとのこと。日足チャートを見ると9月17日現在小さな下降トレンドにいるように見えますが、もう少し広く見れば8月頭の572円から大きな上昇トレンドにあると見ることもできます。今の小さな下降トレンドを押し目と考えれば、インするタイミングは近いかもしれません。PERも20倍を下回っており、訪日外国人のほとんどいない状況を考慮すれば、入国条件の部分的緩和などが来た時点で大きな上げがあっても不思議ではないはず。



タカラバイオ 4974

タカラバイオ

Yahoo!ファイナンス

みんかぶ


【ポイント】

遺伝子・再生医療などに強い企業。長期的にはNY-ESO-1・siTCR®遺伝子治療薬などに動きがありますが、目下アンジェスのワクチン開発への参画・協力、さらにはPCR検査の試薬・機器が注目されています。特にPCR検査については本日9月13日、西村大臣がタカラバイオを訪問し、「タカラバイオを訪問。一度に96検体を一時間で検査できるPCR検査の試薬・機器、インフルエンザとコロナを唾液で検査する方法、唾液中のウイルスを不活化し郵送できる技術の開発、更にワクチンを量産する予定の工場などを見学しました。国のバイオテクノロジーの開発戦略の重要性を再確認しました。」ツイートしています。チャート的にも上げに転じそうで、現在買いなのかなという印象です(資金が足りないので買えなさそう涙)。長期的に見てもトップバイオベンチャーの一角として将来性が見込めると思っています。



ニートの割安優良株発見術

興味がある方がいるかどうかという問題はあるのですが、私の銘柄選びの方法を簡単にまとめてみますので、一つの参考になれば幸いです。具体的な方法論に入る前に、私の投資スタンスを一言で説明しておきますと、第一に資産を減らさず、第二に資産を増やすというものです。こうしたことを言っている人は...