宝塚記念(GⅠ)展望&プリンスオブウェールズステークス(GⅠ)

しばらく書いていませんでしたがボチボチまた書いてみようかと思い立ちました。

宝塚記念はフルゲートを割るケースも多く、今年も現段階で12頭立てという少し寂しい感じになっています。頭数で言うと2017年が11頭、2014年が12頭、2013年が11頭となっており、今年がとりわけ少ない頭数というわけではありません。過去の宝塚記念についてはこちらからどうぞ。

メンバーとしてはそれなりに揃っていると言えます。アルアイン、レイデオロ、キセキ、リスグラシュー、マカヒキ、スワーヴリチャードといったGⅠ馬に加えて、4歳馬では勝ちきれないもののGⅠ級であることは間違いないエタリオウも出走します。

この時期に気になる天気ですが、現段階の気象予報では晴れではないもののまとまった雨は予想されていません(こちらから)。おそらくこのままいけば良馬場で発走できそうです。とはいえ天気予報も変わるため当日の天気、馬場状態には注意が必要です。特に阪神競馬場は主要4場(東京。中山、京都、阪神)の中でも馬場としては重い傾向にあり、宝塚記念が梅雨の時期にあたるということもあり、悪い馬場状態でレースがおこなわれることも少なくありません。近3年は稍重でおこなわれています。過去の勝ち馬を見ても、どちらかと言えば切れ味というよりも、パワーも兼備した馬が勝っています。キングカメハメハ産駒やステイゴールド産駒の活躍も目立ちます。枠順が決まったら予想など書こうかと思います。


また本日6月19日はイギリス・アスコット競馬場でプリンスオブウェールズステークス(GⅠ)があり、日本からはディアドラが参戦し、馬券も発売されています。
プリンスオブウェールズというのは直訳すればウェールズ公ということですが、これはイギリスの王太子(皇太子)を指します。ウェールズというのはイングランド、スコットランド、北アイルランドとともに連合王国を形成する地域の名前ですね。

現在の人気を見るとマジカル、シーオブクラス、クリスタルオーシャン、ヴァルトガイストに人気が集まっています。さすがに海外馬券が発売されるようになり、いくら日本馬でも一本被りの人気になることはなくなりました。とはいえディアドラも5番人気であり、これは過剰人気と言ってもいいでしょう。それくらい上位陣は優秀な競走馬です。

マジカルは目下3連勝、昨年はBCターフで2着となっています。シーオブクラスは去年の凱旋門賞2着、クリスタルオーシャンは昨年の欧州古馬戦線で活躍を見せ、ヴァルトガイストはフランスでGⅠガネー賞を制しての参戦です。

私としてはクリスタルオーシャンを本命にしました。やはり昨年の活躍を見ていると人気の牝馬2頭よりも買いたいなという印象。この馬からヴァルトガイスト、シーオブクラスに馬単で流しました。マジカルは3連勝かつ日本でも知名度のあるムーア騎手騎乗ということで人気になっていますが果たしてこのメンバー相手にやれるのかという点と、人気しすぎかなというところも加味しました。海外馬券はわからない点も多いので、あまり点数を増やしたくないという気持ちもありました。

プリンスオブウェールズステークスは日本時間23:40発走です。

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