今週末は日本馬が参戦する海外レースがあるので、その情報を簡単にまとめてみます。
まずマスターフェンサーがアメリカのベルモントダービー招待(GⅠ)に参戦します。マスターフェンサーは栗東・角田晃一厩舎所属の3歳牡馬。近2走はケンタッキーダービー、ベルモントステークスというアメリカクラシックレースに出走し、6着、5着と健闘しました。今回出走するベルモントダービー招待というレースは近2走とは異なる芝約2000mでおこなわれる競走であり、ニューヨーク芝三冠レースの一つに位置付けられているそうです。マスターフェンサーの芝レース出走は未勝利戦以来となりますが、ジャスタウェイにデピュティミニスターという血統背景からも芝で走る下地はあるように思います。特にダート競走があくまで主流となっているアメリカであれば、近2走よりは遥かに相手関係も楽になるのではないでしょうか。浜中騎手を背に現地時間7月6日発走です。
そして、同じく芝約2000mでおこなわれるベルモントオークス招待(GⅠ)にはジョディーが出走します。ジョディーは戸田博文厩舎所属の3歳牝馬。日本では重賞はありませんが、クイーンカップとフローラステークスで3着に入っています。ベルモントオークス招待はニューヨーク牝馬芝三冠レースの一つとなります。日本での好走時に騎乗していた若手の武藤騎手鞍上も楽しみです。日本でのレースと同じようにすんなりと先行できるようであれば見せ場もあると思うのでぜひ頑張って欲しいです。こちらも同じく6日発走。
どちらも日本での馬券の発売はありませんが、海外の競馬関係者が先々の日本での馬券発売を見越してこうした馬たちへの招待を強化しているようですので、この機を十分に活かして欲しいものです。
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